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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

hammererix.exblog.jp

浜本隆司のブログ

私の画浪人時代、、

高校を出たものの美大、芸大受験のため

浪人していた時代。


大阪、京都(関西)には美大芸大受験の塾が多くありましたが、

大阪よりかなり多い数の塾が京都にあったようです。


京都の◯○塾は有名な先生がやってるとか、

あそこは古い歴史のある絵画研究所だとか

噂が流れて、世の中に情報に疎い私なんぞも知っていました。



当時、何故か浅井忠という画家は有名でした。


なんでも京都の美術研究所の重鎮の重鎮という

話でした。


どんな絵を描くのかと気になって見てみると、

古〜〜い日本の風景を、

土臭く描いた油絵で、

昭和のテレビ第一世代の私には、

なんとも土臭い絵なのかと、面白みの無いこと〜〜〜

っていう印象でした。



残念な書き出しになりましたが、

本当の感想なので、、、



日本絵画の星-42(近代編)06

浅井 忠

(あさいちゅう)1856-1907



浅井忠の代表作と位置づけられていて重文でもあるのがこれ

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「 春畝(しゅんぼ)」1888年



この2年後、こちらも代表作
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「 収穫 」 1890年

「この頃、浅井の描いた日本の農村風景を見るとわかるように、
浅井がめざした写実とは見るものに安心感を抱かせるような情感を含んだ
リアリズムである。
ただ単に克明に対象を写すと言う意味での写実から
自然や人間の観察を基にしてそこに表れる自然観や生活感を
写すものに変化していることがわかる。/古田亮」


よく喩えられるのはミレーで、
日本のミレーなどと、、言われて、、、、


確かに自然をリアルに写すことよりも、
自然とともに生きる農夫や漁師の生活が浅井忠の主なテーマだと思います。

制作年代が分らないのですが、

これなども

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ミレー風です。


ですが、キリスト教が背景にあるミレーに比べると、
辛い生活感がにじみ出てくるしかないので、
まさにリアリズムと言えそうですが、
ありのままは辛いですね。



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農夫帰路 」 1887

当時の日本でも色彩はもっと豊であったはずなのに
この茶色ベースの色彩は
西洋古典絵画の一面的な捉え方からきているのではないでしょうか。


浅井はイタリア人画学教師アントニオ・フォンタネージに師事して、

彼から絵を習っているのですが、

フォンタネージの絵も茶色っぽいんですよね。




ですが、浅井のデッサン力は確かなものです。



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農家室内 」 1887


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「八王子付近の街 」 1887


このスケッチ風油絵なんかは、

当時の写真以上にこの時代の空気感が伝わってきます。




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藁屋根 」 1887


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「 綾瀬川付近ペン画 」1885年



これから約10年後の作品

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「 漁婦 」1896年


この絵の描き方には少し軽ろみが感じられます。





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「 武蔵野 」1898年

これは、、、あれ、、武士を描いてますね〜〜

/ 本作品は、武士が鷹狩りをする場面を描いたものである。

猟犬を連れた犬引きが、背丈よりも高い草むらに潜む野禽をおびき出し、

その獲物を鷹匠の放った鷹がいまにも捕えようとしている。

本作品は、農村や漁村の風景を主題とした作品にみられる浅井独特の情感の表出に乏しく、

歴史画風に描かれている。

また、武士の装束や馬などが克明に描写され、彼が得意とした脂っぽい色調ではなく

明るい色調で全体がまとめられている。

1905年(明治38)に彼は東宮御所東二の間の綴織壁飾の原画として《武士の山狩》を描いているが、

本作品はそれを連想させる。

武士の姿を歴史上のものとしてではなく、むしろ現実のもののように描いたところに、

武家出身の浅井らしさがある。/net 引用




1900年(明治33)から2年間フランスに留学しています。


グレーという地方を描いた水彩や油絵も有名です。




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「 グレーの洗濯場 」




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「グレーの森」 1904年


描く風景が違うと、絵も変わります。





こちらは最晩年の作品


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「 雲 」1903-07



とてもいいです。






さて、最後にプロフィールです。


浅井 忠

佐倉藩士の子として生まれた浅井忠は、

イギリスで洋画を学んだ国沢新九郎の画塾彰技堂に入門した。

同年、工部美術学校に進み、イタリア人画学教師アントニオ・フォンタネージに師事する。

1889年(明治22)には洋画団体である明治美術会の創設に加わり、

同会主催の展覧会に《収穫》(1890年、東京藝術大学大学美術館)

など多くの作品を発表した。

1900年(明治33)から2年間フランスに留学した際、パリ万国博覧会を訪れ、

アール・ヌーヴォーをはじめとするヨーロッパ芸術に魅せられた浅井は、

図案制作に関心を抱く。帰国後は京都高等工芸学校、関西美術院などで後進を育成した。


安井曽太郎梅原龍三郎石井柏亭津田青楓向井寛三郎を輩出しており、

画家としてだけではなく教育者としても優れた人物であった。また、正岡子規にも西洋画を教えており、

夏目漱石の小説『三四郎』の中に登場する深見画伯のモデルとも言われる。

1907年12月16日、心臓麻痺のため死去。
























# by hamaremix | 2018-09-15 10:46 | Comments(0)
 どん。
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しまりのない、ぼんよりしたかたち。

食べ物ってこうゆうぼんよりしたのがいいんですよね。


まずかたちから、こちらの気持ちを緩ませてくれます。


檸檬のかたちです。



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瀬戸内れもん、最近よく目にしますし、食べもします。


K先生から頂いたものです。


箱のデザインの爽やかなこと。


今日のお菓子365 (223)

瀬戸内銘菓

「瀬戸内れもんサブレ」

竹久夢二本舗敷島堂株式会社


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かたかなのサブレは見慣れた明朝体ですが、
「瀬戸内」とひらがなの「れもん」は
草書的な要素が一部あって楽しい書体でいいです。





ひとつでも食べごたえありました。

ごちそうさまでした。





# by hamaremix | 2018-09-15 08:13 | 今日のお菓子365 | Comments(0)

BB

ブリジット・バルドーって知ってますか?

まぁ、50歳位から上の人は知っていると思いますが、
それ以下の人は知らんだろうな〜〜。

女優です。

60年代に登場した、それまでの作られた女性像を覆して、
窮屈な女性像をぶち破り、自由きままにセクシーに、
新しい女性像を作った人です。

当時の男性たちは
まぁ、なんとエロいって思ったことでしょう。
また健全な女子達からはふしだらな〜〜って
言われたんでしょうね。


一昨日、たまたま彼女のCDを手に入れたので、
ここに登場です。



音楽の深い森 361
ブリジット・バルドー 「マンボ・イタリアーノ」





# by hamaremix | 2018-09-14 19:52 | 音楽 | Comments(0)
9月3日/台風21号/前日

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今から思うと、
この日の暑さと入道雲が今年最後の夏日だったのかもしれない。

あの猛暑がウソだったように、鎮まり、
秋の涼しい風が吹いてきました。

夜明けが遅くなり、夕焼けが早くなってきました。

やっぱり秋は来るんです。





その一週間後、
夕ぐれ前の秋空に映えるものが私の目に飛び込んできました。

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おお、今秋完成予定の、尼崎城。


久しぶりに見ましたが、天守の外観はほぼ出来てるじゃないですか、、、


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天守に続く道は整備中のようですね。


新しいビルが建つときとは比べようがないほど、
インパクトがあります。

江戸後期、いまから150年も前の城が
現代にタイムスリップしてきたようなものですからね。



大阪城に一番近い天守となりますね。



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尼崎とお城、全然結びつきませんでしたが、
こうして江戸時代にあったものが再現されると、
尼崎が本来の姿を取り戻したとも言えますね。


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西日の尼崎城




窓ガラスの衝突防止のステッカーが、現代的ですね。














# by hamaremix | 2018-09-13 20:37 | Comments(0)
富岡鉄斎は1836年、
京都三条で、法衣商の家に生まれます。

10代で一流の師について幅広い学問を学びます。
そして20代前半に長崎に遊学し長崎南画派の指導を受けることで絵を学びます。

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日本絵画の星-41(近代編)05

富岡鉄斎

(とみおかてっさい)1836-1924


このお人は、、、仙人か??


いえいえ、、仙人ではありません、、

しかし、ほぼ仙人のような生き方をした人のように僕には思えます。


生涯「画家は私の本職ではない」といいつつ、

画家としての名声を高め、

幕末〜明治〜大正を生き

文人たる

「万巻の書を読み、千里の道を行く

を座右の銘に、幼少の頃から学者を志します。



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その学問の領域は桁違いに広い。


まず富岡家の家学である石門心学から始まり、

国学、勤王思想、漢学、陽明学、詩文にまで及んでいます。



余技だという

絵画にしても南画(文人画)を中心に、

大和絵、狩野派、淋派などから

幅広い様式を学び吸収している。


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「大江捕魚図」



しかし、一般には南画の画家として知られているのはご承知の通り。


その南画って、苦手でした、私。


ですが、


2〜3年前の兵庫県美の「富岡鉄斎展」や

日本絵画の星で南画の画家を知るうちに、

少しずつその良さは分ってきたところですが、

自分には出来ない絵の様式なので、

やはり、得意ではない。



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「名古曽関」

このように今で言うライブ感が大切なんです、、
私、ライブ苦手なんです。




でも、

文人画の精神は好きです。


知識として世界を知るけれど、何ものにもとらわれない

その超俗という、浮世離れした精神の在り方は、

ある種のこころの理想ではないでしょうか。



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「秋華洞」

この絵、いいです、ほんとうに。


鉄斎は「千里を行く」を実践し、
日本各地を旅して自然を写生したそうです。

中でもいくつかの富士山の絵は、素晴らしいです。

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「富士山図」


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この辺りの絵は南画風ではなく、鉄斎独特の表現の追求の成果が
実を結んでいると感じます。


富岡鉄斎
橋本雅邦とほぼ同世代ですが、
画壇とは距離をおいていたようです。

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「蓬莱仙境図」

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「古木図屏風」

まさに自由奔放。


こんな絵もあります。


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「西郷南洲相撲図」

西郷どんの相撲を取る図ですね、、笑





生涯にわたる「余技」という絵の枚数は
約1万枚点、、、、、



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最後に富岡鉄斎
北摂にゆかりがあります。


清洲荒神の奥に富岡鉄斎美術館がありますので、

みなさん、是非。



















# by hamaremix | 2018-09-12 18:14 | 日本絵画の星(近代編) | Comments(0)
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コラージュ450 「広告のあかり」

停電とその後の雨の影響かな、
体調アンド気分が低調です。

日照不足というのでしょうか、
光量不足が原因なのではと推測してます。

また、停電で集中力が落ちたってこともあるかもです。

ぼーーっと生きてるようで、
結構、集中するときはとっても集中してるんです。

徐々に集中力を高めていきます!!



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コラージュ451 「ファーザー・ジョン」

停電の
復旧祝いにアマゾンでCDを注文しました。
英国から800円くらいで新品のCDが届きます。

停電復旧祝いって、、、、


いや、
何かにかこつけてCDを
買いたいだけなんです。

新しい血の導入!!
イコール、新しい音楽は私の精神の血液です。




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コラージュ453 「揖保とファッション」

停電が復旧した当日、、
コンタクトレンズを無くしてしまいました、、、、

も〜〜、なんという失敗、、

ケースにコンタクトをなおしたつもりだったのですが、
次の日の朝みたら、右目のコンタクトがケースに入ってない、、、汗

もう、水回り、ゴミ箱、
そしてゴミのビニール袋をさらって、
徹底的に探しました、、、、、

でも、無かったのです、、

絶対にこの部屋にあるはずなのに、、、見つけられない、、

またまた、かなりのストレスネタをつくってしまいました、、、


あ〜〜、悪い運が続いてるような、、、気がします、、、、



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コラージュ453 「千手観音」

新しい絵の制作は、手探り状態から、
ちょっと方向性が見えてきたところです。

今までとは明らかに違う色彩で表現する必要があるので、
戸惑ってました、、、

ですが、錯誤しながらも色のイメージを突き詰めていくと
見えてくるんですね。



絵は日本の神話的ですよ。





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コラージュ454 「内なる水脈」




























# by hamaremix | 2018-09-10 20:07 | ライフ | Comments(0)
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こんばんは。
停電から、帰ってきました。

台風21号(燕)は史上まれにみる強風で、
関西地区を中心に尋常でない被害をもたらしまして、
想像もしていなかった5日間も停電生活を私に体験させてくれました。

最初の夜は蠟燭の炎で過ごすよるが新鮮で、
わ〜〜いい、キャンドルナイトってはしゃいだりする余裕がありましたが、
4日目ともなるとさすがに夜が来るのが、すこし憂鬱になってきました。

江戸時代までは日本人は暗闇の夜を
それなりに楽しんで生きてたんだぞ、って
自分に言い聞かせて過ごそうとしましたが、
やはり電気の光のない生活は
それに慣れた私たちにとっては、ストレスなんですよね。

電気は
空間を明るくし、時を刻み、
氷室の箱を作り
そして空気の温度も調整してくれています。
音楽や映像の文化を届けてくれる役割、
社会の事件や噂、ゴシップなど人々の香りを
届ける力にもなっています。

電気って、、、、



デジタル・ネイチャーと言う言葉が流行ってますが、
その前に
エレクトリック・ネイチャーに私たちは居るということを
身体でもってあらためて知らされました。


血管が身体の隅々にまでわたって身体全体の機能を維持しているように、
電線が私たち街の隅々にまではりめぐっていくことで、
社会全体が機能するのですね。

電線が滞ると
血管が詰まるごとく、電気が来なくなってしまった地域は
生存の危機になってしまいます、、、




大阪はまだまだ停電の地域があるそうで、
ほんと関西電力、キンデンのみなさん、
頑張って下さいね。

まだまだ停電中の人たち、
もう少しの我慢だと思います、頑張ってください。






# by hamaremix | 2018-09-09 22:20 | ライフ | Comments(0)
停電中で、オーロラドライブもお休み中です。

水とガスは来てるので、そんなに苦労は無いです。

シャワーが水で、そこだけ、気合いが要ります。

なんの水シャワーぐらい、って、チコチャンにしかられる?


復旧は、見えない列を並んでるようなもの、
何番目とかを気にしてると時間が、
長くなるので、気にしないようにして、仕事や制作や音楽に熱中する。

って、感じです。

携帯より。
# by hamaremix | 2018-09-08 05:58 | ライフ | Comments(0)
近代日本の絵画の星たちを巡る旅

日本絵画の星-40(近代編)04

橋本雅邦

(はしもとがほう)1835-1908


えっ、橋本雅邦って、誰、、?

ほとんどの日本人は知らないと思います。


私も絵の世界に居ながら、雅邦と作品について、つい最近まで知りませんでした。汗


が、

ちょっとした美術史本などには

狩野芳崖とともに必ず名が記載される程の画家なのでした。


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橋本雅邦


橋本雅邦と言えばこの作品です。

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 「龍虎図屏風」1895

龍と虎、、室町時代から続く、古典的なテーマ。


しかし、何か違う!!

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「龍虎図屏風」左隻

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「龍虎図屏風」右隻


何がちがうのか、、、

それまではこのテーマで描くのは水墨です。

しかし、しかし、
この龍虎は曖昧な「間」は無く、しかもしっかり着色されていて、
なんだが、水墨のような深みが
違うモードに変わっています。
分かりやすくいえば、漫画やアニメ風〜〜

昭和のアニメ黎明期のよう、、

それが明治の28年に描かれたということに
この作品の新しさがあったのだと思います。


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「騎龍弁天図」

この龍に乗る弁財天も、奇抜なアイデア絵ではないでしょうか。

狩野芳崖の「悲母観音」と繋がる表現に思えます。

明治維新の西洋化のなか、
日本の伝統的なテーマを新しく蘇らすといった挑戦だったと思います。


「龍虎図屏風」や「騎龍弁天図」のような作品は
橋本雅邦のなかでは珍しい方で、
他の多くの作品は江戸期から続く伝統的なものが多いです。

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「白雲紅樹」1890

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「月夜山夜」

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「蓬莱朝陽」1904




橋本雅邦(1835-1908)


雅邦の父の橋本養邦(はしもとおさくに)は武蔵国(埼玉県)川越の御用絵師であり、

慣習に従い5歳の頃から実父より狩野派のてほどきを受けた。

12歳の時正式に勝川院雅信(しょうせんいん ただのぶ)を師とする。

この一年前に狩野芳崖も入門しており、7歳年下で穏和な人柄の雅邦と、激情家の芳崖

性格は正反対であったが、共に現状の狩野派への不満と独創的表現への意欲を共有し、

生涯の親友となる。


安政7年(1869年)雅邦の号をもらって絵師として独立を許され、

池田播磨守の家臣高田藤左衛門の娘・とめ子と結婚する。

しかし当時既に絵画の需要は少なく、

また明治維新の動乱に際しては一時藩主のいる川越に避難することになる。

更に明治3年(1870年)に木挽町狩野家は火災で焼失、雅邦も財産のほとんどを焼失してしまう。

翌年には川越藩も廃止され、報酬を断たれ生活に困窮してしまう。


らまぁ〜〜、狩野芳崖ともども維新越えは大変だったようですね。


兵部省の海軍兵学校において図係学係として製図を行うようになった。

この後狩野派の絵師としての活動はほとんど出来なくなり、

一時は油絵を描くことさえ余儀なくされた。


転機となったのはアーネスト・フェノロサによる伝統絵画の復興運動であり、

フェノロサの庇護を受けていた芳崖と共に新しい表現技法を模索するようになる。




東京美術学校では下村観山横山大観、菱田春草、川合玉堂、らを指導しており、

その指導が近代美術に及ぼした影響は大きい。











# by hamaremix | 2018-09-02 10:28 | 日本絵画の星(近代編) | Comments(0)
60年代の洋楽はほんと楽しい!
ロックは若い世代が自分達の感性にあった音を形にしようと
ブルースやロックンロール、ソウル、フォーク
などの音楽をどんどん吸収して
とんでもない新しい音楽を生み出していきました。


その創成期は60年代初めでしょう、、

その頃のソウルやリズム&ブルースのポップなヒット曲が
たくさんありますが、
今聴いても、楽しい曲ばかりですよ〜。

いわゆるオールディーズ。

中でもガール・グループのコーラスものは
ガール・ポップなどとも言われてます。


私たちの幼児期だった頃の曲ですね。

音楽の深い森 360
マーサとヴァンデラス 「Heat Wave」

1963年全米第4位になる大ヒット曲。









# by hamaremix | 2018-08-31 17:49 | 音楽 | Comments(0)
ちょっと長いですが、文章引用です。

文化財が破壊される原因は、自然の摂理としての生成変化だけでなく、
人為的な破壊も大きな要因です。
私たち日本人は、漠然と東南アジア全体は仏教圏だと考えています。
しかし、現状は決してそうではありません。

お隣の韓国は、李氏朝鮮時代に、儒教化政策の元に徹底的な排仏政策を行い、
古い寺院や仏像の大半が破壊されてしまいました。一万個寺あった寺院が、
なんと三十六寺までになってしまったという歴史を持っています。
飛鳥時代に百済や新羅からわが国に伝播したような仏教美術の大半は、
ほぼ全て失われてのが実情です。

そして、わずかに残った寺院のほとんどは、
大都会から山岳地帯へ強制的に移転させられた結果、
現在、韓国の大都市には仏教寺院はほとんどありません。

韓国からやってきた留学生が、奈良やきょうとはもちろん、東京などの
大都市の真ん中にもたくさん仏教寺院があることに驚きます。
そして、
現代の韓国には、儒教とともに、朝鮮戦争やベトナム戦争の影響もあるのでしょうが、
戦後に盛んになったキリスト教が大きな宗教勢力になっています。


中国では、歴代の王朝の四人の皇帝によって仏教排斥の政策が行なわれて、
古い仏教文化財のほとんどが破却されてしまいました。
20世紀になってわずかに残っていた仏教文化財も、
文化大革命の時代に徹底的に壊されてしまいました。
鄧小平以後、
改革開放の時代になって、多くの仏教寺院が観光施設として復興しましが、
日本人が考える伝統仏教とはかけ離れものになっています。


「壊れた仏像の声を聴く」藪内佐斗司


私たち日本人の多くは仏教徒かというと、全然そうではないでしょう、
しかし、ゆるやかな、薄められた仏教徒といえるのではないかと
私は思っています。
また
ゆるやかな神道者でもる。と、

自然を愛する気持ちや、
生きとしいけるもすべてにやどる生命や精霊(神)に対する敬意。
殺生を嫌う考え、
ケガレやみそぎの考え方。

神仏がごちゃまぜになって、、、漠然と共通にモラルがあるように思いますが、
薄められた神仏です。


日本人は無宗教だという人が、とっても多いようですが、
意識ではそうであっても、
無意識では仏教徒であり神道者だと思いますよ〜〜。


そうでなければ、こんなにも
神社仏閣が残っているはずがありません。
今ある神社仏閣はまだまだ、コンビニの数より多いそうですし。




私はそうゆう考えがあるので、
ならばと、割合、積極的に仏教や神道に近づこうとしているのです。



ということで、



今読んでる小説。


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普通に小説です。とっても読みやすい!

理屈臭さがないのが、逆に物足りないくらいの平明さ。



五木寛之氏の小説は20代で読んだ「青春の門」以来かも、、、























# by hamaremix | 2018-08-28 20:38 | 神様 | Comments(0)
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〈絵カレンダー33〉 酒井駒子


酒井駒子さんの絵、いいです。

こんな風にさらっと描けたらどんなにいいことでしょう、、、


といつも思う。


私の新しい絵の構想は具体化し、

しっかり構図も決めることができました。


下塗りもすみ、

色の塗り重ね段階に入っているんですが、

これが、、、なかなか難航してる、、


今までにないテーマで進めているので、

色の選択がなかなか決まりません。



古典的な洋画風で描いてもいいんですが、

なんとも古めかしいイメージになってしまいそうなので、

止めました。


かといって日本画的に薄くさらりと描くこともできないし、


自分なりの新しい色彩のイメージを作り出さなくてはいけない段階かな。



丁寧に仕上げたいので、

あせらずじっくりやっていきます!



なんのことやら、でしょうね、、





今回は仏像を描いてます。



でも、仏画ではありません。





「仏像を新しいイメージで描く」ことが描き手の「隠れテーマ」です。




# by hamaremix | 2018-08-27 20:25 | 日本の美 | Comments(0)
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JR高槻駅からバスで20分。

大阪にも、こんな長閑な田園風景画あります。

高槻の原地区という所です。

画像のように、古い木造のお家が、立ち並んでいます。


また、
この辺りには役小角(えんのおづぬ)が開いたという
神峯山寺(かぶさんじ)本山寺が近くにあり
高槻市内でも心洗われる霊峰の道として
紹介されています。


いい風景が沢山ありましたよ。





今日、猛暑のなか、
傘もささず、タオルもなく、
散策してきました。
(暑かったぁ〜〜〜〜〜)





来月、スケッチに来ますよ〜〜。

# by hamaremix | 2018-08-25 22:43 | Comments(0)
昔の古い考えの男が、駆逐されていってる日本の現在です。

特にスポーツ界では、権力を握った男たちの
間違った力の使い方が、ネット経由で明るみにされ、
吊るし上げられるということが続いてますね。

親父狩り!!笑

そう、昔の権力志向の親父くささ、撲滅運動ですかね。


ああいった人が、近くにいるとほんと絶対に嫌だと思うのですが、
構造自体に支えられて、変わっていかないんですよね。


でも、パワハラ意識が広がっていき、
駆逐出来る手段がでてきましたね。



うちの亡くなった親父は
全く偉そうにする態度や言葉ががなかった人なので、
私と弟の子どもたちは父の怖さというものを知らずに育ちました。
(その分、母には相当しめられましたが、、笑)


話が思わぬ方向に行ってます、、


昔の威厳ある親父は平成になってからは、
過去の産物(古くさい)として、
撲滅活動が続いていますが、
昔の男にはいいところも沢山あったのではないかなぁ。


心の安定感、大きな愛、実行力、
肉体的な力、経済力、など
(う〜〜ん陳腐すぎて恥ずかしい表現ですが、)
まぁ、男上位社会の上に支えられてたんでしょうがね、、

昔の男にはしっかり地に着いた安定感があったように思います。


まぁ、私がそのようなこと(男の美学?)に憧れたことはないんですが、
あまりにもふわふわした現在の男たちをみていると、
つい、昔の親父達にも習うべきこともあるやもしれんと
思うこともあります。



長い前置きになりましたが、

昔の親父、といってもアメリカ人なので、
ちょっと違いますが、
アメリカの男たちも昔とはかなり違う印象があります。


安定感が抜群。

フランク・シナトラです。


音楽の深い森 359
フランク・シナトラ 「イパネマの娘」









最近はまっていて、2度目のマイブームがきてます。

4枚組みCDゲット。
1957~60年の八つのアルバムが入ってます。

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唄、、うま〜〜〜い、うますぎ。

















# by hamaremix | 2018-08-25 06:01 | 音楽 | Comments(0)
兵庫県西宮市に昔ながらの灯台があります。

江戸時代かというような風流な造りで郷愁を誘う外観をもってます。

西宮市は六甲の水があって酒造りの街です。
昔は、そのお酒を運んだりする舟(北前船ですか)の目印になっていたのが今津の灯台です。


でもさすがに21世紀の現在においては、
周りの風景が遠慮なく大きな水門があったり、すさんだ都市の海岸部を造っていて、
灯台の存在も何だかなぁーというところがありました。

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先週、新しく埋め立てが行なわれると知って、少し気になって行ってみたのですが、

案の定、エライことになってました。


灯台ないがしろです。

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まぁ、古いモニュメント生かして、現在で身動きとれないのも問題ですが、

せっかくの歴史的灯台、
もう少し配慮してもいいんじゃないか!!

って思いました。

絵本「ちいさなお家」状態です。


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でも、こうゆうはの日本では何処でもありますよね。


逆に、美観地区って、綺麗にしている街が時々ありますが、
あれ、
もっともっと増やしていかないとね〜。

普通に住んでる周りが美観地区っていいじゃないですか、

日本中美観地区にしましょう!!!














# by hamaremix | 2018-08-23 19:23 | 日本の美 | Comments(4)