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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

hammererix.exblog.jp

浜本隆司のブログ

地球からの脱出_d0218056_07300619.jpg
北極圏のオーロラ



先日、これ以上ない巨大な空間
無限とも言える時間の映像を見ました。

宇宙最大の時空経験です。

それはこの地球から世界の果てまでを、「3分で行く」
という映像でした。

先ず明石天文台から上空に一直線に舞い上がり、
月へ、そして月から火星〜木星〜土星〜と太陽系の恒星を巡り

そして太陽系を出て、アンドロメダ星雲、

その後は、もう私には説明できませんが、幾つのの銀河を通り過ごし、、

もう目眩、わけがわからなくなってききます。

此処までくるのにロケットで何億京光年だったか、、、

とにかく地球という存在が
コロナウィルスよりももともっと小さい存在になってしまう距離、、、


最後に宇宙の果てまでたどり着きました。

3分間のヴァーチャル
時空旅行でした。


その後しばらく、、不思議な感覚になり、

この地球の現実というものがよく分らなくなりました。




YUOTUBEによく似た映像があるので
興味なある方は、是非見てみて下さい。。



この地球から、3分間脱出できます。





# by hamaremix | 2020-03-04 07:43 | ライフ | Comments(0)


日本絵画の星-49 (近代編) 13

今村紫紅(いまむらしこう)

(1880-1916/明治13~大正5)


神奈川県横浜市出身の日本画家、本名は寿三郎。35歳で夭折。

大胆で独創的な作品は画壇に新鮮な刺激を与え、後進の画家たちに大きな影響を与えた。



今村紫紅は明治の日本画の横山大観、菱田春草らの改革が一段落した明治40年代、

日本画の新しい方向性を探していた。


その言葉から

「日本画がこんなに固まってしまったんでは仕方ありゃあしない。

とにかく破壊するんだ。出来上がってしまったものは、

どうしても一度打ち壊さなくちゃ駄目だ。そうすると誰かが又建設するだろう。

僕は壊すから君達、建設してくれ給え。」

と後進の画家たちに常々語っていたらしい。


はは、岡本太郎と同じこと言ってたんですね。


「徳川以降の絵はひどく堕落している。何と言っても建設より破壊が先だ。」

「暢気に描け。芸術に理窟はいらない。何事にも拘束されず、自由に、快活に自己の絵を描け」

と仲間たちに語っていた。


日本画の因習を壊そうとし、主題、構図、彩色など絵画の全ての面で

自由な創意による新しい日本画への改革こそ、

紫江の生涯をかけた命題であった。


と言っても今見ると、何が破壊的なのかはわかりません、

穏やかに描かれているからです。


革新的なことってその当時にしか、その新しさは分りにくいものです。

昔は革新的であってもいまでは普通な表現だったりするからです。


色んな文献を読んでいると

まぁ、日本の下手ウマの第一人者という位置づけのようです。


一番の代表作は「熱国の巻」1914です。


今村紫紅_d0218056_09365105.jpg
「熱国の巻」1914(部分)
今村紫紅_d0218056_09365586.jpg
「熱国の巻」1914(部分)

インドへ旅行したことが画題になっているようです。
今村紫紅_d0218056_09394173.jpg
「熱国の巻」1914(部分)

これは好きですね。大らかに描かれています。
今村紫紅_d0218056_09412200.jpg
「熱国の巻」1914(部分)

巻とタイトルにあるので、長〜〜い巻物形式。
「朝之巻」と「暮之巻」の2巻に分かれています。

高さ45cmで2巻とも9m半の長さです。
凄い創造力です。



当時はみんな淋派、淋派と言っていたそうですが、
今村紫紅は宗達の大らかな技法に回帰しようとしていたそうです。

これも有名なシリーズです
「近江八景」
今村紫紅_d0218056_09480818.jpg
近江八景「比良暮雪」1912

下の方は西洋の後期印象派の影響だそうで、
点描であるとか。

しかし雲などは一発描きの線描です、、

技法の組み合わせを考えて、新しい表現を求めたのでしょう

今村紫紅_d0218056_09503250.jpg
近江八景「三井晩鐘」1912

充分に繊細な表現です。

今村紫紅_d0218056_09542832.jpg
「細雨」1915






熱国の巻以前はこんな画風でした。
今村紫紅_d0218056_09532707.jpg
枇杷小禽 (復刻版)

今村紫紅_d0218056_09551626.jpg
「 護花鈴(右隻)」1911


紫江は常々その芸術的革新性と、若手の親分格としての豪放な性格から、将来を大いに期待されたが、

酒による肝臓病脳溢血のため、35歳で死去。

墓所は世田谷区北烏山妙高寺烏山寺町内)。

墓石は安田靫彦が考案し、施主は原三渓が務めた。

紫江の人柄について、

安田靫彦は「君は極めて意志の強い人であった。実によい頭脳をもって居た人であった。

あの燃える様な感情を持って居ながら、一方に常に緻密な頭脳で平静な判断や内省を行って居た。」

といい、速水御舟は

「氏は敵とも未方ともならないやうな人は嫌いであった。又なかなか情に厚い人で、且つ道徳的の人であった」

と記している。












# by hamaremix | 2020-03-01 10:01 | 日本絵画の星(近代編) | Comments(0)
アトリエから豊中インターまでは3分。
高速の空いてる時間を見計らってイン!

木津川市まで意外にも1時間で行けました。

さて木津川が京都か奈良か途中で気になりましたが
京都府でした。

初めて行くところ、
その見たことのない風景に脳が、活性しますね!!


さて
木津川市加茂町に当尾(とおの/とうの)という地域があり
そこに廃校になった当尾小学校が郷土館になっていて
そこで
とおのおと/10の音というアートイベントが行なわれていて
それを観に行ったのでした。

知人では原田要さんと冬耳が出品でした。

冬耳頑張っていました。
実行委員会代表とな。

木津川市加茂_d0218056_21371494.jpg
冬耳のブラックライトの絵画

情報はくれていたとは思うのですが、
冬耳はこの廃校になった小学校の一室をアトリエとして借りていたのでした。
へ〜、広くていいなぁ。


本人が居て(久しぶり)、この展覧会のことをいろいろ教えてくれました。

発案から一年半かけての開催で、
その間大変だったろうなと思いました。

木津川市加茂_d0218056_21372132.jpg

エントランスの階段には彼のウォールペインティンがありました。
なかなか圧巻!

木津川市加茂_d0218056_21371844.jpg



原田さんや他のアーティストの作品に刺激を受けて帰ってきました。







# by hamaremix | 2020-02-29 21:55 | アート | Comments(0)
変わってる。
ギターのフレーズ。
メロディ進行、、

でも、魅力的な感じ。

シンプルなトリオ編成だけど、
無理しない音量で
楽に聴けるのがいいかなぁ。


名前も読めないけど、

クルアンビン?かな。

結構人気あるみたい。

こんな感じならバンドでやってみた気持ちが沸き上がってきました。



音楽の深い森 431
Khruangbin 「Maria Tambien」



# by hamaremix | 2020-02-28 20:37 | 音楽 | Comments(0)
こんばんは。

新型肺炎ウィルスの感染予防で
ついに学校が来週から春休みまで休校となるようです。

こんなことって、戦後初めてのことではないですよね。

自分の子供時代、
教員時代を含めても無かったですね〜〜〜。

え〜〜、卒業式は??



今までも新型のウィルスなどが流行しても此処までは
しなかったですよね。(大阪府は橋下さんがやった例はありますが)

また
サッカー、野球は無観客試合に
美術館は一時閉鎖、、、へ〜〜、
相撲も無観客試合になるでしょうね〜〜。どう考えても。

やり過ぎでは????

でも、この一週間が感染のピークを押さえ込むかどうかの山って言いますから、
しかたないのかなぁ。

なんか電車にのっても、咳とかしにくいし、
マスクしていないと罪悪感を持ってしまいます。


お洒落どころではない!_d0218056_20325418.jpg
コラージュ538 「お洒落どころではない!」



もう水際でウィルスの上陸防止に失敗したようなので、
これからはウィルスとの共生を考える時期に入ったと、
専門家は言ってました。









# by hamaremix | 2020-02-27 20:53 | ライフ | Comments(0)

by hamaremix