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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

hammererix.exblog.jp

浜本隆司のブログ

50

原作が門田将隆さんのものだということもあって、
見たいなって思ってました。

Fukushima50
50_d0218056_18175053.jpg
もちろん3.11のあの日の津波以降、
福島原発内でどのようなことがあったのか!
ということが描かれている映画です。

人はその職務上、命をかけてまでやるべき任務を請け負う職というのは
そうあるものではありません。
ですが、
警察官、自衛隊員、消防士、ジャーナリストといった人たちは
万が一の時には命を落とす危険をはらんだ職業なのではないでしょうか。

その時がくるかもしれないということを、折り込みで職についておられるとは思いますが、
今の日本の状況ではほぼそれは無いように思われます。


ですが、
福島原子力発電所では、そこで働く人たちが
それまで全く予期せずも、
自分の命を落とすかもしれない、という覚悟をして
現場に居た、、、、


それがストーリーの土台になっています。


何回も、涙がでそうになりました。


出演者の演技がみんな素晴らしく、
とってもリアリティーがありました。


原発反対でもなく、東電を批判するでもなく、
ある英雄物語として映画はなりたっています。





あの日、どうゆうことがあって、今に
至っているのか、、、




それを知ることができました。




明日は東日本大震災の日から9年目にあたります。






# by hamaremix | 2020-03-10 18:33 | ライフ | Comments(0)
98パーセント_d0218056_21045854.jpg
Pinterest Hammer009 お気に入りより

今年のお正月明けから開始して、今まで制作を続けてきた
新作がほぼ出来上がりました。98%。

ここ数日は、微、微調整を毎日ちょこちょことやっています。
一気に沢山のことをやってしまうと、やりすぎて
絵の出来つつイメージが変わり、壊してしまうのです。
なので、慎重にちょこ、ちょこっとやります。

出来上がりですが、
どうでしょうか?また今までと違ったイメージをつくっているので、
自分ではいいのか、どうかわからないところです。

もちろん自分が描きたかったイメージにかなり
近づけてはいるのですが、、、
皆さんがみて、楽しめるかどうか、、、


発表は3月28日(土)からです。


詳しくはまた。






# by hamaremix | 2020-03-09 21:16 | アート | Comments(0)

日本絵画の星-50 (近代編) 14

土田麦僊(つちだばくせん)

(1887-1936/明治20~昭和11)

土田麦僊_d0218056_09230660.jpg


土田麦僊の絵を知っていますか?


え〜〜〜、え〜、名前は何となく聞いたことあるけれど、、

作品は〜〜


う〜〜ん、思い浮かばないです、という人が多いのではないでしょうかね。


でも、これは知ってますよね。


土田麦僊_d0218056_09271869.jpg
切手趣味週間の切手 1968

えっ、知らない、、あ〜〜、古すぎましたか、、

結構その筋では有名ですよ、この絵は。

土田麦僊_d0218056_09284533.jpg
「舞妓林泉」 1924


この絵で特徴的なのは、艶やかな着物と

気弱そうで、不安げな表情の若い舞妓の顔ですが、、


この時代にあって最も際立った個性は、背景の庭園らしき風景の描き方でしょうね。


無理に丸い形に、それこそ丸め込んでいます。


上の1/3に丸い形

下の1/3に椅子の四角。


そして真ん中の1/3は三角


はは、上から丸・三角・四角の構図を意識しているようです。



日本画というのは流れるような、とろけていくような、

ぼけて流動的な、構図らしきものが重んじられますが、

この絵はあえて、そうした曖昧な空間ではなく

しっかりと幾何学的に構図を作っています。


一言で言ってしまえば、西洋的構図を日本画に取り入れてるんですね。




土田麦僊は明治20年(1887年)、新潟県佐渡島の農家の三男として生まれる。本名は金二。

明治37年(1904年)に竹内栖鳳に弟子入り。

明治44年(1911年)、京都市立絵画専門学校(現:京都市立芸術大学)を卒業している。

同年には小野竹喬らとともに前衛的な絵画運動の会である仮面会(ル・マスク)を結成。

黒猫会に参加。文展には在学中の明治41年(1908年)から出品していた。


その頃の文展への出品作


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「罰」1908年


あっ、新しいですね。

描かれているのは明治時代の小学生が廊下に立たされて、反省している画ですが、

とっても新鮮な感覚で描かれています。

子供を描いたから気持ちもそうなったのですかね、、


イラスト的にも、いい感じです。


土田麦僊_d0218056_09483467.jpg

「海女」1908年


土田も当時の西洋の絵の潮流に敏感であったようで、

この頃の作品にゴーギャンの影響が見られるようです。


日本画は元々平面性の強い絵ですが、

日本絵画の影響を受けたゴーギャンによって逆輸入された平面性に立ち返ることになります。

(それも極端にですね、、、、)



そして数々の代表作が生まれます。


土田麦僊_d0218056_09550981.jpg
「湯女図」1918年


あ〜〜、今から大体100年前の絵をなりますね。


とってもとってもまったりとした世界観でいいですね。


日曜の午後に郊外の旅館の銭湯にいって、ビール(あるいはミルク牛乳など)飲んで、

湯ざましするみたいな、、

ほっ、


こんなゆったりとした絵ですが

土田麦僊の頭の中は

絵画的な冒険心で一杯だったようです。


大正7年(1918年)、麦僊は同じ京都市立絵画専門学校出身の同士であった

村上華岳榊原紫峰小野竹喬野長瀬晩花とともに国画創作協会を旗揚げした。


同会は、伝統的な文展の審査のありかたに不満をもった若手日本画家たちが

西洋美術と東洋美術の融合と新しい日本画の創造を目指して結成したもので、

近代における日本画革新運動の代表的なものとして日本美術史上重視されているそうです。


同会は大正7年(1918年)の第1回展を皮切りに、

昭和3年(1928年)までに東京および京都で計7回の展覧会を開催したが

麦僊は第1回展に出品した『湯女図』(ゆなず)をはじめとして毎回意欲作を出品し、

国画創作協会の中心的存在であった。


土田麦僊_d0218056_10033540.jpg
「春」1920年

緑と赤の配色が素晴らしいですね。それに土の黄土色も、、

白い花々がこの親子を祝福いています。


全体図は↓


土田麦僊_d0218056_10072422.jpg
生の喜びにあふれています。素晴らしすぎます。





大正10年(1921年)、麦僊は竹喬、晩花とともに渡欧。

1年半に亘り、西洋絵画の研究と制作を行っている。


そしてまた代表作が生まれます。


土田麦僊_d0218056_10103803.jpg
「大原女」1927年


出稼ぎで働く大原女たちの、ちょっとした休憩の場面でしょうか、、


日本画に新しい革新をという精神を大いにもっていたであろうに

描かれた絵には、そういったぎらぎらしたところをまったく感じさせないところが

ニクいです。






今回は土田麦僊から、


とっても柔軟な精神の在り方を学びました。













# by hamaremix | 2020-03-08 10:17 | 日本絵画の星(近代編) | Comments(0)
朝晩はそれなりに冷え込んで寒いのですが、
昼間は温かくなりますね〜。

それに今日見た昼の光は、もう夏を思わせるような強いもので、ビックリしました。

春がとっても近づいて、そこまで来てます。

ちょっと早くてもいいぞぉ〜〜〜〜





こんな季節にぴったりのバンドとその曲。

ハイラマズ



音楽の深い森 432
ハイラマズ 「マッキン・ジェームス」



# by hamaremix | 2020-03-06 20:59 | 音楽 | Comments(0)
天象儀_d0218056_20500318.jpg
さて、これはなんでしょう?

「天象儀」とは、、、






これです。


天象儀_d0218056_20562187.jpg
巨大蟻ではありません!!


そう「天象儀」プラネタリウムのことでした。


明石天文台にあるプラネタリウムの装置(機械)は
ドイツ製ですが、日本一古いのでした。



ここで、3月の夜空の星々と
オーロラの映像を見ました。


昼間の空も大好きですが、
夜空もいいですよね。
夜空には大きなロマンがありますよね。

ですが、

私は近視&老眼ゆえに、夜空の小さな星は見えにくいんです、、、

プラネタリウムでも小さな星は見えにくかったです、、、、



あ〜〜〜〜、ロマン半減、、、。




あっ、、、

コロナって元々は宇宙用語ですよね、、、




今流行の地上のコロナはもういいです、、、
















# by hamaremix | 2020-03-05 21:06 | ライフ | Comments(0)

by hamaremix