ブログトップ

浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

hammererix.exblog.jp

浜本隆司のブログ

<   2018年 04月 ( 22 )   > この月の画像一覧

今月は月岡芳年の絵をづっと見てきましたが、

、、、


とにかく凄い数の作品がありまして、、、


それを短時間でひとつひとつを感じ、理解し、楽しむには

全くもって無理だと確信しました。



ますます、この月岡芳年という画家の大きさに

打ちのめされました、、、ほんと、、


ですので、今回2回目ですが、

今まででのようにさらりと(なかなかそうはいかない画風ですが)紹介しておくことにしました。


日本絵画の星-38(近代編)02-2

月岡芳年


(つきおかよしとし)1839-1892


月岡芳年

明治6年に強度の神経衰弱に落ち入ってしまいます。


数年に療養ののち復活を果たし、またすざましい制作活動に専念していきます。




「大日本名将鑑」明治十年~十五年(1877-82)

《神代から江戸まで、歴史の名を残した偉人たちのオンパレード》


d0218056_08234322.jpg
「上毛野八綱田」

ドラマティックとしか言いようがありません。

上毛野八綱田は日本書紀にみえる豪族。垂仁天皇5年
狭穂彦の反乱の際に将軍に任命され、
火打で自殺に追いやった。




同じように日本史のなかから歴代天皇を描きます。

「大日本史略図会」明治十二年(1879)

《日本神話の神から歴代天皇ファンタジー》


d0218056_08282644.jpg
「 第十五代神功皇后 」


洒落た色と構図です。


神功皇后は朝鮮出兵で有名ですが、住吉大社を作った人でもあり、

祀られていますね。



d0218056_08312780.gif
 「 第八十代安徳天皇 」

源平合戦の最後、壇ノ浦の戦いで二位尼に抱かれ入水した悲劇の天皇ですね。




「芳年略画」明治十五年(1882)

《ユーモアが散りばめられた戯画の世界》


ここはユーモラスな芳年の絵の世界。

疲れ果てた桃太郎の帰還ですか、、、笑

d0218056_08353071.jpg
自分が描いた幽霊の図が本物になって現れ驚く、、、絵師




「芳年武者无類(ぶるい)」明治十六~十九年(1883-86)

《研ぎ澄まされた色彩に、武者(歴史的英雄)絵の新鮮味を感じるシリーズ》


伝統的な武者絵として描いたようで、

武者絵の完成系がここにあります。全33図


有名な一枚

d0218056_08391726.jpg
 「 畠山庄司重忠 」


畠山庄司重忠とは鎌倉時代の武将、頼朝に仕え

木曾義仲追討ののち奥州藤原氏征伐で功を上げた人物。




d0218056_08424321.jpg
 「 木下藤吉郎 」

いわずと知れた秀吉。
朝井長政・朝倉義景との姉川の戦いで
討ち取った首をかかげている。



さぁ、月岡芳年にはまだまだ膨大なシリーズがありますが、

ここは私の好きな絵だけをピックアップしておくことにしますね。



〈三枚続画帖〉明治十六~十八年(1883~85)

《大判錦絵》


三枚絵といわれるワイド画面に真骨頂を感じるのは私でけではないでしょう、、


なかでもこれが一番好き。


玄関に飾っておきたいです。


d0218056_08492653.jpg
「 藤原保昌月下弄笛図 」


かっこいい〜〜。



それと私がとっても驚いた構図と動きの絵がこれ
d0218056_08505995.jpg
「 義経記五条橋之図 」

義経が弁慶に初めて会い戦った五条橋の絵、、

う〜〜ん、すばらしい。




さて、六甲アイランドで開催された「月岡芳年展」で始めて見た
西郷隆盛を描いた何枚かの絵が衝撃的でした。

当時の人も英雄とされた西郷が政府と戦い、自決に追いやられたことも
衝撃だったのでしょうね、、、

その場面を月岡芳年が描いていました。

西郷の自決は城山の洞窟でのことが史実ですが、
月岡芳年の時代にはそのことは知れれてなかったようで
このような図になっていました。
それはそれです、、、

西郷の最後のことばは

「もうこのへんでよか」

でしたよね。

d0218056_08562809.jpg
「 西郷隆盛切腹図 」明治十年


そして、最後にはこれです!


日本絵画史上最も怖い絵


 「 奥州安達がはらひとつ家の図 」

迷信というものの怖さ残酷さが近代の目で描き出されています。

くわばら、くわばら、、

d0218056_09002998.jpg

最後に後半の作品シリーズを資料的に貼っておきます。

「雅立功名艦」明治十年(1877)《歴史に名を残した武将たちの、若き頃の強くてたくましい姿》

「大日本名将鑑」明治十年~十五年(1877-82)《神代から江戸まで、歴史の名を残した偉人たちのオンパレード》

「大日本史略図会」明治十二年(1879)《日本神話の神から歴代天皇ファンタジー》

「皇国二十四功」明治十四年・二十年(1881・87)《古今にわたり功をあげた二十四人を描いたシリーズ》

「本朝忠孝鑑」明治十四年(1881)《日本人の持っている強さと思いやりの手本、忠孝の精神を描いた物語》

「教訓善悪図解」明治十三年(1880)《いま一度、善と悪を確かめてわが身を問う教科書》

「芳年略画」明治十五年(1882)《ユーモアが散りばめられた戯画の世界》

「芳年武者无類(ぶるい)」明治十六~十九年(1883-86)《研ぎ澄まされた色彩に、武者(歴史的英雄)絵の新鮮味を感じるシリーズ》

〈三枚続画帖〉明治十六~十八年(1883~85)《大判錦絵》

「芳年漫画」明治十八~二十一年(1885~88)《芳年の真骨頂、イラストレーション的錦絵のはじまり》後期の代表作

「新撰東錦絵」明治十八~二十二年(1885~89)《精緻な筆が細部をとらえ、大画面に描く色彩の魔術師の人気のシリーズ》後期の代表作

「月百姿」明治十八~二十五年(1885~92)《江戸浮世絵に対する芳年の追慕の念が浮かび上がってくる最後の大作》

「新形三十六怪撰」明治二十二~二十五年(1889~92)《神経病とたたかい、苦悶のなかで三十六図の連作を仕立て上げた。最晩年の妖怪・怪異画の集大成》

「月百姿」明治十八~二十五年(1885~92)《江戸浮世絵に対する芳年の追慕の念が浮かび上がってくる最後の大作》

〈竪二枚続作品〉明治十八~二十二年(1885~89)《大判錦絵》

〈三枚続作品〉明治元年~二十三年(1868~90)《大判錦絵》

「見立多以尽」明治十~十一年(1885~92)《日常生活のなかで見せる、粋な明治女性の艶姿》

「新柳二十四時」明治十三~十四年(1880~81)《花の新橋・柳橋、芸者たちの二十四時間密着取材》

「東京自慢十二ヶ月」明治十三(1880)《艶やかな明治美人が案内する東京名所》

「風俗三十二相」明治二十一年(1888)《近代美人画のモデルになった、江戸から明治の美人列伝》

「全盛四季」明治十六年(1883)《根津遊郭の大松楼、四季の風情と人間模様》


「郵便報知新聞」〈新聞錦絵〉




月岡芳年 完


by hamaremix | 2018-04-22 09:03 | 日本絵画の星(近代編) | Comments(0)
d0218056_20492232.jpg

〈絵カレンダー32〉

オディロン・ルドン 「夢想」




「 わたしは、大きく見開かれた、潤んだ彼女の目をじっと見ていた。

昔よくダイビングをした海と同じ色の目だった。

この子は何を考えているのだろう、とわたしは思った。

そして悲しいことにこう悟ったのだった。

わたしたちが自分以外の人間がどんなふうであるかを理解することは

決してないのだ。ということを。

そして人間はそれぞれちがうのに、浅はかにも自分は何でも知っていると思い込み、

その真実を受けいれることができないということも。

とくに相手が子どもの場合はそうだ。

ほんとうのことは決してわからないのだ。 」


トリイ・ヘイデン「シーラという子〜虐待されたある少女の物語〜」



小説を読む喜びはこうした素敵な文章に出会う時です。

障害を持った子どもたちを生徒にもつトリイという女性の先生のところに
あらたにやってきたシーラ
母親に棄てられ、父と暮らすも充分ことをしてもらえず、
いつもおしっこの匂いを放つ服をきる少女。
虐待され、人と関わることに屈折して時に暴力的で、
投げやりな行動をするシーラ

そんなシーラとの日々を書いた、小説(ドキュメンタリー)


日本人では絶対に書けない、
心の真実を文字化できている素晴らしい本。




中盤まで読みました。

明日から後半へ向かいます。

by hamaremix | 2018-04-21 21:08 | 絵カレンダー | Comments(0)
音楽の深い森 341
デヴェンドラ・バンハート 「 I Remember 」

アップルミュージックで知ったシンガー、
デヴェンド・バンハート

インド系白人、、、?
変な言い方だけど、名前も曲も
純粋な欧米音楽とは違うテイストなので、
勝手にそう思い込んでしまってます。




しみじみとするいい曲です。

疲れたり、落ち込んでしまったときはこうゆう音楽と映像で
気持ちも落ちつきます。



はは、落ち込んだ時に 〜落ちつきますだって、、、、


日本語ムズカシイあるです。





by hamaremix | 2018-04-20 21:45 | 音楽 | Comments(0)
d0218056_20433954.jpg
ここは

メリケンパーク
あるいは
メリケン波止場


はて?メリケンとは、、、、


アメリカンですよ〜。

昔、「アメリカン」という英語を
日本人はみんな「メリケン」と聞いたのでしょうね。笑



阪神・淡路大震災の遺構が今も残されています。

あれから、もう、20年にもなるんですよね〜。

感慨深いです。



メリケン波止場の一番海側まで歩いてみると、、

おや、見慣れないものがありました。



d0218056_20491333.jpg

うん?

立体文字の立体彫刻「BE KOBE」

d0218056_20501896.jpg

なにやら絵になるようです。

いわゆるインスタばえ!



d0218056_20510501.jpg

カメラをもったトラベラーが並んでいました。


d0218056_20514270.jpg

これは楽しいでしょう〜。


d0218056_20520802.jpg




ところで、「BE KOBE」
って

「神戸になれ」?「神戸であろう!」?


意味は不明ですが、


アートとして楽しめたようです。





















by hamaremix | 2018-04-19 20:53 | ライフ | Comments(0)
こんばんは。

体調不良だった先週後半から今週始め。

月曜日に思いっきり休んで、本当に寝るに寝て、
やっと昨日から少しづつ
戻ってきました。
今日は朝からの授業も快調にやれました。

昼からは新作にも多くの時間を費やしました。

まだまだ下絵段階ですが、
また、新しい私の世界が開けられるよう
意識して構図、配色に工夫をしています。


d0218056_21434735.jpg
Pinterest 「お気に入り」より


最近のデザイナーの仕事ぶりをネットで見ていました。

ほとんど全てが新しく見えて、
若い人の感覚はおもしろいなぁ〜と
あらためて思いました。

それとパソコンでのデザインに
無限の可能性をまた感じました。


上のポスターは東北芸術工科大学の2010年の卒業制作展のポスターですが、

アナログな発想ですが、
これ

よくぞ思いついた、、、、ですね。



よくやった。って









by hamaremix | 2018-04-18 21:51 | いろとかたち | Comments(0)
小さい頃読んだ絵本で、
「ちびくろさんぼ」と「ちいさいおうち」
強烈に頭に焼き付いています。

特に「ちいさいおうち」はその絵のイメージが
物語以上に記憶に残っています。

文章を読まなくても、
何を言わんとしているのかが
明確に分ると言う意味で、
絵本としての幼児に与える効果は凄いものがあります。

d0218056_18461615.jpg

ウ〜〜、、
なんだか私が人生で最初に影響を受けた、
自然回帰のメッセージだったようで、
読みなおしてみて今さらながら、
うんうんと納得のものでした。


みなさん読みました?


絵本読んだ! 03

「ちいさいおうち」


文・絵 バージニア・リー・バートン

訳 石井桃子


岩波の子どもの本/岩波書店





長閑な風景に小さなおうちが、気持ち良さげに立っています。


ですが、


住宅開発が始まります。

d0218056_18473421.jpg

ちいさなおうちは、

彼自身、住みにくくなっていきます。



d0218056_18485119.jpg

そして、彼ちいさなおうちは大都会の真ん中に埋もれて

生きにくそうになりますが、
自分ではどうしようもなくなってしまいます。




それを見たある人物が、

ちいさなおうちに引っ越しさせます。






そして以前のような、カントリーな生活に戻れました。



d0218056_18501765.jpg

彼はまた、丘の上で生活できるようになりましたとさ、、、


って、

単純なお噺ですが、
絵がとってもいいですね。








最後のことば

d0218056_18535727.jpg





私のルーツと言えましょう。












by hamaremix | 2018-04-17 18:56 | 絵本よんだ! | Comments(0)
d0218056_18452826.jpg
旧暦によると今は「晩春」
二十四節気では 清明
すべてのものが清らかでいきいきとするころ。

七十二候では「虹始めて見る」
雷をともなう雨が止み、雲間からから指す光に虹が浮かび上がる時期

確かにここ数日、雷こそなりませんでしたが、
雨がちな関西でしたね。

残念ながら、、、虹はまだ見てませんが、





訳:これほど恋に悩み苦しんでいるので、ことが露呈してしまった今となっては
もうどうなっても同じことです。それならいっそ難波にある「澪標」のように、
この身を滅ぼしてでも愛を貫き、
恋しいあなたと逢瀬を果たそうと思います。

元良親王

百人一首


激しい恋の唄に画像が合ってないですが、
難波(大阪湾)ではあります。

舞洲からの帰りに海側から大阪都心部をみることが出来ますしたよ。



澪標は「みをつくし」=「身を尽くして」でよくかけられます。
「みおつくし料理帳」など、
いのちをかけてとして使われます。

いい言葉ですよね。






by hamaremix | 2018-04-16 18:59 | ライフ | Comments(0)
お昼の弁当のあとにデザートとして、
お菓子を食べます。

袋をあけて少し食べ、
残して三時のおやつにしようと思うのですが、
これは食べ出したら、
ほんと、止まらないんです。

d0218056_15550773.jpg

結局、舌が負けて
ひと袋を一気に食べてしまうことになりがちなのです。


これはヤバい、、

くらい美味しい。

とくにバタートースト味が、、、、



今日のお菓子365 (207)

焦がしバター仕立て「ハーベスト/バタートースト」

株式会社 東ハト 東京都豊島区


こいつに要注意!


d0218056_15580307.jpg





今日はもう一丁!!
いっしょに食べたわけでなくこれは数日前に食べたもの、

ポテチの定番ですね。

今日のお菓子365 (208)

スイートコーンを生地に練り込んだ

黄色のチップスター

北海道産スイートコーン使用「チップスター/スイートコーン&バター味」

ヤマザキビスケット株式会社 /東京都新宿区


d0218056_16013869.jpg
まずいはずがなく!!



ばりばり、、



また、一気に食べたのでした、、、、汗










by hamaremix | 2018-04-16 16:02 | 今日のお菓子365 | Comments(0)
d0218056_07173150.jpg
コラージュ410 「ハレ」

おはようございま〜す。

新学期が始まって一週間。
今週は私が出会うべき人たち全員に会いました。

みんな温かい目線と微笑でむかえてくれました。
私の方もこれから一年の過ごし方、
心持ちなど
とっても頑張って喋りました。

4月中盤ですが、
これから一年が本格的にスタートしたっていう実感
が凄いあった一週間でした。


正直、すごい疲れもしました、、、、

が、、

疲れている場合ではありません。

私自身の絵画の挑戦もありますからね!!!




がんばるぞ〜〜〜。



d0218056_07261154.jpg
コラージュ411 「3月のライオン」

田中陽希さんの新しい挑戦も始まっています。
「日本三百名山人力踏破」です。

2014年「日本百名山」踏破
2015年「日本二百名山」踏破

そして今年〜来年の少なくとも2年で
三百の日本名山の全てを人力で一筆書き踏破するという、、

すごい挑戦が始まっています。


去年末、雪山踏破に供えて
真冬の北海道、旭岳〜日高山脈を踏破することにチャレンジしたのを
番組でみました。

ですが、天候悪化で
本人曰く「失敗でした」という、
何割も登れなかったようです。


彼の頑張りをまた追って、
負けないようチャレンジして生きます。




d0218056_07411548.jpg
コラージュ412 「ハネムーンキラー」

d0218056_07424027.jpg
コラージュ413 「Words Words」


肩が凝ってるなぁ〜〜〜。


ばりばりと。笑



d0218056_07444248.jpg
コラージュ414 「〜をする?」



by hamaremix | 2018-04-15 07:47 | ライフ | Comments(0)
こんばんは。フライデー・ナイト。

う〜ん、最近はほんと楽しい外でのナイトライフはないですね〜。
見事なぐらい。

4〜5年ぐらい前までは、
外でよく飲み、よく食べ、あきもせず喋り、
また飲んでいたものです。笑

得意だったのは泥酔でした。はは。

いやー、二日酔いもなんのそのでしたが、
今はNO二日酔い。
二日酔いはしんどいので、飲む量も減りました。



朝型の生活に変えてからかな、
ナイトライフから遠ざかりつつあります。


さて、この映像は過激なナイトライフの映像があります。

私たち日本人の感覚では、
ちょっとけったいなセンス。

でも、
いい歌声が素敵です。


ロンドン・グラマーというバンド。

ナイスバディーのグラマーではなく、
文法の意のグラマー。



音楽の深い森 340
ロンドン・グラマー 「Strong」





by hamaremix | 2018-04-13 22:39 | 音楽 | Comments(0)