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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

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浜本隆司のブログ

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「書は人なりといわれ、書を見ればその人がわかるという。
その人の境涯がわかるということであって、性格であるとか、
癖であるとかいうものにとどまらず、
もっと人間として深いところのもの、人間として生きてることの深さ、
それがわかるというものである。ということは、
書を書くことによって自らの生きざまを自ら作品に問うことができるわけである。」

原田正憲/「孤」原田正憲の書

書家原田先生の言葉です。

先生の書を感じ、先生の言葉の意味を理解しようとし、
何度も書集を開いていました。

沢山に先生の言葉が残されていてそれを読むと
書だけでは分からなかったはずの、先生の書に対する考え方が
知れることになりました。

先生の言葉の意味のどれほどのものを私が理解できているのかは
わかりませんが、私のこころに刻み込まれた
いくつかの言葉がありました。

そのなかのひとつが上に引用した言葉です。

なかでも
「人間として生きてることの深さ、それがわかるというものである。」

という一文が、時々私の頭の中に浮かび上がってくるようになりました。

私は人間として深く生きているのであろうか?
深く生きるとは?

疑問が持ち上がってきました。



人生というのは、
生きている間にこの目で色を見、この耳で音を聞き
鼻で香り、口で味わい、それをどのように身体で感じるかということが、
基本であるならば、

私は
この5感を通して感じるこの世界を先ず、じっくり味わう。

その味わい方が深く味わうということに転じて、
「生きてることの深さ」に繋がるのではないかなという
仮説をもつことにしました。

これからはそのことを、頭においていこうと思いました。

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「信」原田正憲
by hamaremix | 2014-09-04 06:59 | 哲学 | Comments(2)
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コラージュ49

今日は2つのヘマをいたしました。

ひとつは持って帰ってはいけない学校の出席簿を
鞄にいれたまま無意識に帰ってしまったことです。汗

もうひとつは、日を間違えて、守口教室の作品展の搬入に行ってしまったことです。
搬入は明日でした。とほほ、、、

慌てて行ったので原チャリを飛ばしました。
間違えたお陰で、ちょっとフリーな時間が生まれました。
原シャリは小回りがきくので
これは何処かへ行かねば、、、って閃き、
浮かんだ行き先は吹田にある古民家のことでした。
沿線沿いにあるのを知っていたので、初めて寄ってみました。


「旧西尾家住宅」重要文化財・登録記念物です。
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江戸時代、天皇家に御料を収めた吹田村の庄屋のお宅で、
維新前後に大きな財を築いた西尾家です。
その十一代の興右衛門義成と十二代芳雄によって
明治中期から昭和初期にかけて建築整備されたのがこの住宅です。

それはそれはとてつもなく大きなお屋敷。
無料で入れる上に、1時間ものガイドをマンツーマンでしていただきました。
ありえないです。

そのガイドの方がまた、容姿が今のジミー・ペイジに似ておられたので、
親しみを感じてしまい、つい話を脱線させるようなことを一杯言ってしまいましたが、
そのガイドさんもその脱線を楽しんでおられたみたいで、
裏話のようなことまで沢山教えてくれました。笑

ですが、そのことで、、
予定の時間を大幅に越えることになってしまいました。
警備員さんが「閉館の時間です」と呼びに来られても、
ガイドさんは「あの人は時間に几帳面でいかんわ」って言いながらも、
ちょっと延長して喋って下さいました。


昔このお屋敷の庄屋だったので、周りは一面田んぼだったようなのです。
今はしっかり住宅街になっています。
ですが、この辺りは古い屋敷(浜屋敷も有名です。)が結構残されていて、
街の風景に落ち着きがありました。

現代的な街の中に、古い時間を感じさせるような、
歴史的スポットがあるのは、といってもいいですよ。
肌で歴史を感じれるって意味合いで☆☆☆

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by hamaremix | 2014-09-02 21:53 | 日本の美 | Comments(0)
大阪府能勢町、「野間の大ケヤキ」です。
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よくお寺や神社に大きな樹がありますが、
私の認識では、それは大体が楠木なのです。

でも能勢町のこの神社の境内の巨木はケヤキなのです。
ケヤキは街路樹として街中によく見かけますが、
上に上に伸びた、細いスリムな幹のイメージなのですが、、

能勢電の終着駅妙見口からバスで10分あまり(今は土砂崩れの影響で20分)
野間稲地という場所この巨大なケヤキがあります。
樹齢推定1000年。 
千年前の1014年って平安時代じゃないですか!!!
鎌倉〜室町〜戦国〜江戸〜明治〜大正〜昭和〜平成
は〜、この木の周りでどんな事柄が起きてきたのでしょうか。
またこのケヤキ様は何を見て来られたのでしょうか。

今も太い幹、高く伸びた枝、そして豊かな葉っぱで
生き生きと存在しています。

実は10数年前にこの方に会いにきたときは、
かなり弱ってた印象だったのです。
樹の周囲も荒れた感じ出ったし、、、
ですが今回行って分かったのですが、地域の人々の
樹勢回復の取り組みによって、
また、元気な姿に戻すことができたそうなのです。

以前には無かった、この樹の資料館などもできていました。

大事にされてきたのですね。


今は夏で、見かけなかったのですが、春先などは、
ミミヅクやツバメなどの鳥類や
リスやイタチやニュートリアなどの哺乳類が
この樹を住処にしている姿が見れるそうです。


ケヤキは広葉樹なので、
秋には紅葉が、冬には力強い枝振りが、そして春には
緑初々しい姿で、
この地域に潤いのある姿を見せてくれるそうです。


昔は神社の御神体であったそうですが、
その神社が樹をおいて場所を変えてしまったために、
残されたこの方だけが、神木として地域の人を
見守っておられるそうです。

日曜日には資料館の敷地のなかで、
野外カフェも開かれるそうです。
今はまだこの地域も暑いですが、涼しくなった秋に
この大ケヤキと一緒に時間を過ごすのもいいいかもしれませんよ。

by hamaremix | 2014-09-01 23:43 | 神様 | Comments(2)