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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

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浜本隆司のブログ

カテゴリ:日本の美( 158 )



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新作のための準備として、
ラフ・スケッチや
画像や資料になる本を集めたり

その写真からスケッチしたりしてます。


上は「百済観音」の鉛筆デッサンです。

写真から描くのは簡単です、
視線が動かないし、そのものが固定してますから、、笑




「百済観音」は法隆寺にある国宝の仏像です。

10年前に見た時に、
本当にびっくりしました。

今まで仏像をみて一番の衝撃だったと思います。

その細さ、頭から足までのみごとな流線型、
そして何よりも、表面が朽ちたことによる、
美しい存在感。

う〜〜ん、上手く言えません、、、



異国的な雰囲気から
江戸時代から「百済」の名で呼ばれていたそうです。
確かに日本人的にはある種の違和感を持ちます。

が、、クスノキで彫られていることから、
日本で作られたのは間違いないとか。。


元々から法隆寺にあったわけでなく、
江戸時代から法隆寺に預けられたということが分るだけの
出生の謎の仏像なのです、、、



新作で「百済観音」を描くわけではないですが、
参考にしたいことが沢山あってのことです。

描くということが、一番の認識だと絵描きは思うものです。





いくつか仏像をスケッチやデッサンしています。




by hamaremix | 2018-08-17 07:11 | 日本の美 | Comments(0)
少し前ですが、神戸市の最北部にある「道場」という地名のところ、

人里は慣れたたところに、
知る人ぞ知るという
獨鈷山 鏑射寺(かぶらいじ)があり、
そこに行ってきました。


獨鈷山 鏑射寺は
一切のお布施をもらわないし、売り物もないのです。
ですが、本当の意味での寄付によって
成り立っているという、、、、


また、お堂の仏像さん、
大日如来、虚空像菩薩、弘法大師像
を拝ませて頂くにも、自分でお堂の扉を開け、
自己責任で対面できるのです。


う〜〜、それだけでもすごい!!!

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先のお堂には大日如来さまが、、



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塔には虚空像菩薩が、、、



境内のお地蔵さん。
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そして大師堂
弘法大師さんが祀られていました。

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どこのお堂も入った直後は、
全く何も見えないくらいの暗さなんですが、
しばらくすると、仏さんがにゅ〜〜〜っと
経ち現れてくるのでした。。。

こうゆうの初めての体験でした。


境内は日曜日にも関わらず、人はまばら、、、

ほんとにゆったりとお参り出来ました。



スケッチにきたいなぁ〜と思ったのですが、
徒歩では無理があり、
難しい、、、、、。

















by hamaremix | 2018-07-12 21:19 | 日本の美 | Comments(0)
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これも、昔あった 「尼崎城」 (これでも写真)の写真。


かつて尼崎にはお城がありました。

有名な話としては、荒木村重が織田信長にさからって、
逃げこんだのが尼崎城だった、という話ですね。


江戸時代の城の大概は明治維新の政府が出した、
廃城令によって、
取り壊され、お城にあった文化財などは、
泥棒のようにしてただで、、持って行かれた、、、


ということは、聞いていました。

なにはともあれ、
尼崎城は明治初頭に跡形もなく人力で壊されました、


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「 尼崎城 」



それが、今年、再建されるのです。
この秋にお目見え予定。



先日、前を通ったので建設を写真をとってきました。
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姿は見えませんでしたが、、わ〜〜〜ぉ、ふむふむ、臨場感ばりばりありました。

でも、鯱(しゃちほこ)がほらこの通りです。



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「新尼崎城」の完成予想CGです。

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秋のこけら落としが待ち遠しい〜〜〜です。














by hamaremix | 2018-07-02 21:19 | 日本の美 | Comments(0)
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旧暦によると今は「初夏」

二十四節気では 小満(しょうまん)

麦が穂を結び生命が大地にあふれる。


七十二候では「麦秋至る」

たけなわに実った黄金色の麦穂が風が波うつ頃。

麦は一足先に麦にとっての「秋」に入る。



麦のあの黄金色に輝く畑は、秋のものだと思っていました。

麦秋とはよく言ったもので、

麦にとっての秋がこの梅雨前の時期なのですね。

ビールがだんだん欠かせなくなる時期で、

(年中飲んでませんか、、、笑)

喉に「むぎ~」っていくのが楽しみです。






訳:つれない人ゆえに思い悩んで、

そうして命はこうしてあるものなのに、

そのつらさに耐えないでこぼれ落ちるのは涙だったよ。


道因法師


百人一首




それにしても、百人一首で読まれてる歌の
多くが、バラード調で、
物悲しい歌ばかりだと、あらためて感じます。

選者の好みでしょうが、
う〜〜〜、みーんな鬱なんでは、、、

なんて日本人気質のルーツを思います。



by hamaremix | 2018-06-03 06:00 | 日本の美 | Comments(0)
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旧暦によると今は「初夏」
二十四節気では 立夏(りっか)
新緑が青々と萌える夏の始まり。

確かに今、植物たちの萌えはすさましく初々しい。

七十二候では「蛙始めて鳴く」
冬眠から目覚めたカエルの鳴き声聞こえ始める頃。
夏に向け動物たちも活発になっていく。



ここいらでは、田んぼに水が流された時に、鳴き始めます。
今年は、カエルの鳴き声はまだ聞いていません。
もうすぐですかね〜。

でも、ときどき夏めいた日があるのは確かです。





訳:嘆き嘆きして、一人で寝る夜の
明けるまでの時間がどんなに長いものであるか、
ご存知でしょうか。
ご存じないでしょうね。

右大将道綱母

百人一首


とっても、じっとりした歌ですなぁ〜。

このしめりっけ、演歌に受け継がれておるようです。




by hamaremix | 2018-05-06 21:52 | 日本の美 | Comments(0)
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京都国立博物館です。

気持ちのいい日曜日でした。


見に行ったのは、注目の「池大雅展」
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なんと池大雅展は85年ぶりだとか。。

これまであまり世間では注目されてこなかったってことです。
私自身も、日本美術を顧みることをしてここ数年でしか興味もてませんでした。笑


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ツツジが「ようこそ、おいでやす〜」って
迎えてくれました。笑






おや、こんな奴もいました。

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博物館でもゆるキャラがいたりして、、
必要か??

子どもたちが喜ぶんですかね〜〜。。。




さて、池大雅です。

これぞ大好き!!といった作品はなかったですが、
「万書をよみ、旅に遊ぶ」
ことこそ、絵を描く以前に大切にしないといけない、
南画・文人画
の心得は素晴らしいです。


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「 龍山勝会図 」



そんなに混んでいなくて、じっくりと見れました。



5月20日まで。
















by hamaremix | 2018-04-24 23:14 | 日本の美 | Comments(0)
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旧暦によると今は「晩春」
二十四節気では 穀雨(こくう)
沢山の穀物をうるおす春の雨が降るころのこと。

七十二候では「葦始めて生ず」
水辺の葦が、芽を吹きはじめるころ。
夏には背を伸ばし、秋には金色の穂が風になびきます。


葦を身近くに見れるのは淀川ですかね。
大阪湾ではなかなか自然の風景が残っていませんし、
行きにくいし、落ちつく所もないですね。
残念ながら。





訳:難波の潟に生えている葦の、節と節との間が短いように、
ほんの短い間さえあなたに逢うこともなく、
このまま一生を過ごしてゆけと言うのですか。

伊勢

百人一首






by hamaremix | 2018-04-23 20:34 | 日本の美 | Comments(0)
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旧暦によると今は「晩春」
二十四節気では 清明
すべてのものが清らかでいきいきとするころ。

七十二候では「鴻雁(がん)北へかえる」
日が暖かくなり、燕と入れ代わりに雁が北へ帰っていくころ。
夏場はシベリアへ渡っていきます。



訳:日の光がのどかにさすこの春の日に、
どうしても落ちついた心もなく、
桜の花は散ってしまうのだろうか。

紀友則

百人一首



いよいよ、桜も散っていきますね〜。

考えてみれば、2〜3週間も桜が咲いているのは
風情があるとは言えませんね。
やはり、一週間くらいの
短き期間だからこそ、桜の花もよりいとおしく感じてしまうのですね。






by hamaremix | 2018-04-10 21:27 | 日本の美 | Comments(0)
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旧暦によると今は「晩春」
二十四節気では 清明
すべてのものが清らかでいきいきとするころ。

七十二候では「玄鳥来る(つばめくる)」
南方より夏鳥のつばめが飛来する頃






訳:美しい桜の花も、春の長雨が降っていた間に
すっかり色あせてしまいました。
私の美貌も、もの思いにふけりながら世を過ごしてる間に、
随分衰えてしまったものです。

百人一首


桜の花の感じ方も、百人百色。

歳を重ねるごとに、太陽の光も弱く感じたり、
風景も少し寂しく感じることもありますね。

61年ですが、
やはり長く生きたな〜と感じます。
見慣れた世界・風景
それでも知ったつもりになってはいけないです。
世界はいたるところで輝きに満ちているのですから。






by hamaremix | 2018-04-04 07:21 | 日本の美 | Comments(0)
サトウさん。
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そうアーネスト・サトウ

英国の外交官で、幕末の日本で活躍した人ですよね。

サトウは日本の「佐藤」名を思いださせますが、
日系人でもありませんし、日本名「佐藤」と
関係はありません。

「サトウ」という姓はスラヴ系の希少姓で、

当時スウェーデン領生まれドイツ系人だった父の姓であり、

日本の『佐藤』姓とは関係や繋がりはなかったが、

親日家のサトウはこれに漢字を当てて

薩道」または「佐藤」と日本式に姓を名乗った。

本人も自らの姓が日本人になじみやすく、

親しみを得られやすい呼び方だったことが、

『日本人との交流に大きなメリットになった』と言っていたという。



先日、歴史秘話ヒストリアで

このアーネスト・サトウが維新とは関係なく、

「日本に登山を広めた人」として紹介されていました。


明治維新後、外交的には落ち着いてきた日本に、

その後も滞在して、日本人の妻もめとり、

和やかに日本で生活していたそうです。

そこで、日本の様々な産業や地理に着いて英国に伝える仕事をしていたそうです。


そこで、日本をフィールド・ワークしているうちに、

日本の山に魅せられていったそうです。


それまで日本では山岳信仰はあって、熊野詣でや、

富士詣ではあったのですが、

いまわれわれがするような、

普通に山に登り自然を楽しみ、

山を遊ぶという習慣がなかったそうで、

そうした、山登りを楽しむことを、

日本で初めて広めた人がアーネスト・サトウなのでした。



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サトウは息子の武田久吉を
山にひきづりまわしたそうです。

日本アルプスという名称はサトウの命名でした。


息子の武田久吉はお父さんからの影響で、
山を愛すことになり、植物学者になっています。

また日本山岳会の創設に大きく貢献したそうです。



ちょっとメモ記事でした。











サー・アーネスト・メイソン・サトウ英語: Sir Ernest Mason Satow枢密顧問官GCMG1843630 - 1929826[1])は

イギリス外交官。イギリス公使館通訳、駐日公使、駐公使を務め、

イギリスにおける日本学の基礎を築いた。

日本名は佐藤 愛之助(または薩道愛之助)。雅号に薩道静山[2]

日本滞在は1862年から1883年(一時帰国を含む)と、

駐日公使としての1895年から1900年までの間を併せると

25年間になる。

植物学者武田久吉は次男。




1881、ホーズとの共著で『中部・北部日本旅行案内』を刊行。

『アーネスト・サトウの明治日本山岳記』(庄田元男訳、講談社学術文庫2017年)




by hamaremix | 2018-03-26 19:45 | 日本の美 | Comments(0)