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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

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浜本隆司のブログ

カテゴリ:アート( 317 )

今日は美術のお勉強です。

参考文献は「近代日本の画家たち」のなかのコラム
キーワードで見る近代日本絵画①
「美術とはなにか」
〜「美術」という概念誕生の背景〜


これ簡単にいうと「美術」という言葉がいつ誕生したか、
ということと、その時代背景を知ることです。


あっ、ここで無理な人はまた明日お越し下さいませ。笑


ではでは、読んでいきましょう。

絵や彫刻等を作り、観賞することは、いつの時代も世界のどこにでもあった
普遍的な営みかもしれない。しかし日本語の「美術」という言葉は、
それほど古くからあったわけではない。

ふむ。

初めて登場したのは、明治6年(1873)のウィーン万国博覧会に明治政府が参加する際、
ドイツ語のschone kunsteなどに相当する翻訳語として造語されたときである。

クンスト(芸術)ね。

ただ翻訳語として現れたばかりの「美術」は、詩や音楽を含めた「芸術」の意味に近かった。
また当時新奇だった「美術」は、美術下駄、美術傘といったように、
単にハイカラな流行語としても使われた。

はは、今の「アート」の言葉の使われ方に近いです。
何でもアートですから。

「美術」が今日のように造形芸術だけを示すようになったのは、やがて日本でも美術館や美術学校
といった近代社会の制度が整い普及するに至ってからである。
したがって、画家や彫刻家を含む「美術家」という存在もまた近代社会が成立する過程で初めて登場した。
かっては「絵師」や「仏師」などと称されていた。

武士や僧侶あるいは職人階級の作り手たちが、明治の世に移ってから、「画家」ないしは「彫刻家」
と呼ばれるようになったのである。
高橋由一の「丁髷姿の自画像」はその過渡期に奇妙さを象徴している。

油絵で描いた「ちょんまげの自画像」です。
元武士の画家は狩野芳崖、橋本雅邦もそうでしたね。
彼らは、明治維新で食いっぷちがなくなりました、、、

もちろん、造形技術の作り手たちが行なう内容自体は、「美術」が成立する前も後も大して変わっていない。
むしろ、過渡期に多くの画家たちがかっての身分であった武士の素養や意識をいくらか保っていたことが、
この時代の美術に特有の重々しさや厳かさを与えていたと言えるだろう。

もっとも出世した洋画家に黒田清輝や藤島武二らの旧薩摩(鹿児島県)出身の画家が少なくないのは、
「薩長土肥」出身者ばかりが優遇された明治社会の歪みも反映されているのだ。

う〜〜、政治的な人脈の繋がりは出世の大条件、、、

同じころ、過去の造形の営みを「美術」という新しい概念で捉えなおすことで、実証的な日本美術史を
形成する動きも始まった。アーネスト・フェノロサや岡倉天心らが奈良や京都の古社寺を訪れて、
調査のために秘仏の覆いを取った逸話は有名である。

この時に、仏像は信仰の対象から観賞の対象へ変わる道が出来たわけです。
また、日本人が作ってきたものを初めてカタログ的にピックアップされ始めたともいえます。

この蓄積を基に、明治33年(1900)のパリ万国博覧会のためにフランス語で最初の日本美術史が書かれ、
その後日本語で続々と美術史の大系が構築されるようになっていく。


歴史は作られる!です。


ただ、天心ら当初の美術行政を指導し美術史を作った人物たちは、当時も庶民階級の間で人気のあった
浮世絵や南画をあまり評価せず、書も美術のいちジャンルと認めようとはしなかった。

ヒエラルキーを作りたがるのは概ね上の人ですね。

彼らが西洋の油絵(西洋画)に相当する日本美術の中心に据えたのは武家階級の狩野派などによる絵画
であってそれを受け継ぐ美術機関として東京美術学校の日本学科を設立した。
今日、「日本画」と呼ばれる絵画は、さまざまな流派やかたちで展開した伝統的な平面表現のうち、
南画、浮世絵、書といったものを切り落とし、狩野派などを近代化するかたちで成立したまさに
新しい表現形式だったのである。


(足立元・あだちげん)


浮世絵を学ぶ学校作らなかったんですね、、
書に関しては、難しいですが、文字でありながら芸術的表現で高みにあるものも多いのですが、
能や文楽、浄瑠璃などと同じように伝統的な分野は民間の伝承に任されたという捉え方ができますが、
公教育からは排除されたんですね。




以上、ほぼ棒読みでしたが、なるほどがってんな内容だったのではないでしょうか。



きんこんかんこ〜〜〜ん



では、今日の講義(棒読み)はここまで。





























by hamaremix | 2018-09-23 09:06 | アート | Comments(0)
すごい彫刻家!

感動的です、彼女の作品。


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素材とかは分らないんですが、なんらかの粘土、、

そしてそれを焼いた陶器か???

マテリアルはさて、
この動物の表現は凄いです。


愛もあるし恐れもある。敬意も。



このウサギ、、、、

魅力的すぎます、、、、、

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ちなみに彼女はこんな人

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う〜〜む、、

言葉がでてきません、、、、、ね、、、



すご〜〜〜〜い〜〜〜〜です。





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This is Art















by hamaremix | 2018-09-20 21:16 | アート | Comments(0)
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「JOY(部分)」




こんばんは。

立秋を越えてもこの暑さ、困ったものです。
一番困るのは、集中力が落ちてしまうことです。

自分ではそんなに落ちてないつもりでも、
落ちてるんです。
後で、見た時にエライことになってます。


制作においても、仕事においても、、
またこうした遊びにおいてもね、、、、


4月から制作をしていた絵がやっと完成出来ました。

上の「JOY」ではないですよ。

「鳳凰(火の鳥)」を描いたやつです。



この秋、大阪で、見てもらえると思います。


その時にまた告知しますね!!



「JOY」もどこかで発表したいと思ってま〜す。







by hamaremix | 2018-08-09 18:32 | アート | Comments(0)
あ〜〜っ、日本列島みたいな雲

って思って写メ撮りました。

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でも、




でもでも、これは



これは


ミニチュア・ダックスフントじゃないか!!!!


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わ〜〜〜〜〜〜〜


空を翔るダックス!!

by hamaremix | 2018-08-06 20:41 | アート | Comments(0)
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久しぶりに空中庭園。

台風が来てるし、映画でも見よって
気分転換を思いつきました。

空中庭園にある映画館はテアトル梅田

閃いた映画はドキュメンタリーの「フジコ・ヘミングの時間」
でした。


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フジコ・へミングが特に大好きというわけでもないんですが、
おばあさんにもなって素晴らしい演奏を続けている
芸術家の彼女の生活ぶりなんかを見てみたくなったのでした。


演奏は素晴らしいのはもちろんですが、
彼女の服装が
なんだか、ジミヘンやジャニスみたいで、
常識の壁をぶちやぶっているのがいいです。

自分の美意識に忠実、着たいものを着るでしょうか、

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インテリアにもこだわりが強いと自身が語っていましたが、
好きなよう〜〜に飾っていました。
型があるように思えなく、自分の感性を大切にされているのです。


小さい頃、日本人ではない外国人教師にピアノを教えてもらった時に、
感情の赴くまま弾きなさいと教えられたのが、
今の私を作ってます。と語ってました。

うむ、

教えられて楽譜どおりに弾くのではなく、
自分の感情に照らして弾く。


そう、そうなんです、

絵もそうです。

見たものそのままを描くのではないんです。

自分の感情に忠実に描くのです、、、、、



フジコさんは幼少の頃、父親にさられます。
記憶にない頃のこと、
「外国で仕事が見つかったら母と子どもを呼び寄せる」
と言いながら、結局、消息不明になってしまい、
フジコは母子家庭のハーフとして、
生きていくのです
そのあたりは詳しく掘りさげられていませんでしたが、
フジコさんの持つ陰は
そこにあるようです、、、


大げさな演出がなく、無理な構成もなく、
また、生真面目に時系列でまとめるのではなく、
かなりゆる〜〜い、ドキュメンタリーで、
ここちよかったです。


そこには等身大のフジコ・ヘミングが記録されていました。



とってもいい映画でしたよ。

そうそう、監督は大阪芸術大学卒の方。




音楽では
「ため息」がいいです。
あと「月光」も、、、


大きな波のような音楽だと思いました。



映画館を出ると日も暮れ始めていました。

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グランフロント方面が見えました。










グランフロントには、滝がありま〜〜す。


梅田の滝????


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by hamaremix | 2018-07-30 22:26 | アート | Comments(0)
最近のグラフィックデザインはすごい。

ほんと、すごい。

みたことのない世界を見せてくれる。



という記事。


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デコラティブ(装飾的)ですが、装飾的というものを超えた何かがあります。

尋常じゃない盛。

JR貨物のこのイラストは日本人的センスにもあふれてます。






同じく盛りに盛った世界観。


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すごい。

アニメ10本分くらいの密度を感じます。


基本センシティブです。




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浮世絵からの継承を意志したデザインですが、
新しい!

吉田初三郎の引用もある。






これは淋派の継承ですが、

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写真と絵の融合、そしてパースペクティブ。





パースペクティブで面白い神戸紹介
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三つのパースペクティブをさりげなく繋げて、
神戸港と六甲そして田園で
和ではない魅力を演出いています。




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丹後の海という電車があるんでしょうか。

その車輌の精緻な再現とシンプルな和のデザインの組み合わせ。






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絵本系ですか、、

夢がありますね〜〜。

しかも上品。






次はコミック・イラスト系。

本の表紙も完全にコミック・イラスト系がなだれ込んで
定着してます。


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イラストとグラフィックデザインは別の人かな。


かっこいい。







アメリカンの盛り。

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アメリカは基本、写実です。

ほら、ハリウッド的でしょ。




同じ構図の飲料のデザイン。

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これは何のデザインか分らないけど、

新しいセンスを感じます。

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最後は古典的なデザイン。

ですが、アイデアが粋。

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by hamaremix | 2018-07-20 02:16 | アート | Comments(0)
人間の視覚とはいかに?

と考えさせられるレゴの広告!!


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えっ、何と

思われる方もいるのかなぁ?

しかし、

フェルメールの「青いターバン」を知っている人には

このシンプルなレゴの色の並びだけで、

この絵が見てとれたはずです。



いや、これにしか見えませんでした。


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かたちがシンプルであっても、

色の並びがある程度そろえば、

人間は創造力でイメージを補うことができるのです。




補足

そもそも、この絵だって、

絵の具がキャンパスにのっているだけで、

人間ではないんですからね〜〜〜〜。笑


by hamaremix | 2018-07-19 03:31 | アート | Comments(0)
こんばんは。

先週の雨が嘘のように、大阪、阪神間では夏日になりました。

日曜日、スケッチの時には、
これがうまく、暑すぎず、晴れ過ぎずで、絶好のスケッチ日和になりました。
良かったです。

例年この時期は猛烈に暑くなる時期なんですが、
私たちは恵まれていました。笑


さて、その日曜日をはさんで、
土曜日は杉本
昨日月曜日は修ちゃん、新之助の個展のオープニングで、
作品鑑賞、批評、お喋り、そして飲みの会、二次会、と
結構、スケジュールが大変でした、、、、



7/7日七夕の夕刻、
阪神御影駅から徒歩4分の所にある
ギャラリー「Space31」の
杉本晋一展「いろをさがしながら」
のオープニングに行ってきました。

この日はギャラリートークとして
BBプラザ美術館顧問の坂上義太郎と杉本の対談があるということで、
楽しみにしていました。

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坂上さん(左)と杉本晋一(右)
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坂上さんの、さすが丁寧な解説と掘り起こし、、、
杉本も得意なジョークを披露するわけでもなく、
とっても真面目なトークショウでした。




16日までやってます。ギャラリー
13:00~19:00



神戸方面におこしの際は是非ともおたちよりください。


ギャラリー「Space31」
神戸市東灘区中1-8-3 メゾンユイット3f















by hamaremix | 2018-07-10 21:23 | アート | Comments(0)
ちょっと、ご無沙汰していました。

金曜日は京都の「横山大観」展へ、
土曜日はフチ(紅茶)くんとのお別れ飲み、
そして日曜日は友達の中澤テルユキ氏に還暦パーティー、

忙しく、楽しく、そして飲み疲れて、昨日は死んでました、、、、


中澤くんのパーティーの様子を報告しておきます。

知ってる人は知っていると思いますが、
中澤氏は私の浪人時代に
茨木市の宮崎アトリエで出会った、
大阪芸大の先輩(学年は私の方が2年上なんですが)。

大学卒業後は、福田新之助の企みによって
結成された、コラボレーションユニットTRIO EXHIBITIONのメンバーで、
なにかとこれまで、一緒に活動をすることの多かった
親友です。
去年の私の還暦パーティは中澤氏の運営するスタジオで
やってもらったのでした。


その中澤氏の還暦パーティ、

茨木の「ワンシーン」というオシャレなカフェで
午後3時から行なわれました。

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右からぼっち、修ちゃん、新之助。

このパーティーのために中澤氏は自身の、
作家プロフィールをまとめてきてくれました。



その抜粋

笑、こうゆう写真は歳をいくほど面白い、、、笑
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ふふ、今時珍しく貫禄のある風貌ですなぁ〜。

作品の抜粋

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ネオ・コンセプチャアルな作品、、


この日のために
TRIOとして作品を作りプレゼントしました。

かって、中澤氏は
end/and
という言葉だけの作品を作り、いまだに我々の記憶に強く残っているので、
それをもじった、
「and/endless」という文字作品(コンセプチャルアート)をプレゼントしました。
色は赤!

60を迎え、今後どうよ、という意味で、
エンドレスに何かを行なってくれ〜ということを込めて、、、
「そして、終わり無き〜〜」


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さて、

今回、久々にトリオで写真を撮ってもらいました、、、


吉澤さんの画像をお借りして、

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さらさんの写真から
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ですが、、
結構酔っていて、これはいつの写真か、よく分らないんです、、、


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我々世代は、60を越え、さて、
今後は、、、


私は私の絵を描くという使命を全うするだけですが、

この中澤氏や友人たちともまだまだ、面白いことを
やっていきたいです。


























by hamaremix | 2018-06-26 20:29 | アート | Comments(0)
遅ればせながら、作品発表のお知らせです。

第45回現代美術ー茨木 2018年
〜ナリユクスガタ〜

に私の2013年作の「シャングリラ」を出展しています。
新作ではないものの、人気の高い(と聞いています。ほんと。)作品なので、
実際の作品をご覧になてない方には是非、
ご覧頂きたいです。


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「シャングリラ(部分)」 2013


その展示風景。

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第45回現代美術ー茨木 2018年
〜ナリユクスガタ〜

会期:6月3日まで 

茨木市立生涯学習センター/ひらめきホール・ホワイエ・1階展示コーナー



by hamaremix | 2018-05-31 20:48 | アート | Comments(1)