運命を歓喜に
「今、運命が私をつかむ。やるならやってみよ運命よ!
我々は自らを支配していない。始めから決定されてあることは、そうなる他はない。
さあ、そうなるがよい!そして私に出来ることは何か?運命以上のものになることだ!」
(ベートーヴェン)
「行為の動機が重要であって結果は関係ない。
精神生活が旺盛なら結果を考慮しないし、
貧困と不幸は単に事柄の結果であるにすぎない」
現実の貧困と不幸を恥じることはないという、
芸術家によくある境遇の肯定。
「愛しいあなたに誇れる作品を書こう」
そう作品は時にあるひとりの人のために作られることがあるのです。
誇れるということろがベートーベンらしい。
「田舎ではどの樹木も“聖なるかな、聖なるかな”と私に話し掛けているようだ。森の中の恍惚!」
音楽家に限らず、画家、詩人、小説家、哲学者、宗教者、
いや、すべての人々に理解すべきこととして受けとめられます。
「音楽とは啓示であり新しい美酒である」
エピソード
多くの音楽家がベートーベンの第5番を聴いて、
「この音楽の後に、どんな交響曲が作られる必要があるのか、、、」
と嘆き喜んだとか、、、、