高橋由一(西洋画の父)
ちょんまげの人の自画像。
しかも油絵による。
ちょっと滑稽です。髷は小さく、顔の陰影が強調され、 本来そんなに凹凸のない顔の平面性が崩れています。 ロウソクの光の元で鏡を見て描いているはずですが、 正面を向いていません。
何よりもその品のない顔立ちの肖像画っていうのが おかしいのかもしれません。
でも。この肖像は「日本油絵の父」と呼ばれている 高橋由一の自画像なのです。
日本絵画の星(近代編)01
高橋由一
(たかはしゆいち)1828-1894
高橋由一といえばこの絵で有名。
たぶん誰でも教科書等で見て知っているはずです。
by hamaremix
| 2018-02-18 08:50
| 日本絵画の星(近代編)
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Comments(2)
Commented
at 2018-02-27 20:26
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
hamaremix at 2018-03-01 20:25
評論家ではないので、画家の目で見ているだけです。
時間や評価が過大になると、変な絵も変とは言いにくいものですが、そうした歴史的評価に惑わされず、嫌いなものはキライ、変なものはヘン、いいと思うものは評価がなくともいいと言える感性を磨きたいものです。
時間や評価が過大になると、変な絵も変とは言いにくいものですが、そうした歴史的評価に惑わされず、嫌いなものはキライ、変なものはヘン、いいと思うものは評価がなくともいいと言える感性を磨きたいものです。
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