三井グループ館
1970年大阪で行われた日本万国博覧会は
アジア初の国際博覧会でした。
1970年3月14日から9月13日までの183日間、
大阪府吹田市の千里丘陵で開催され(今の万博公園内)、
当時史上最大の規模を誇った。
略称は開催地の名から大阪万博、一般的な英語表記としてはEXPO'70が用いらました。
当時私は中学1年、会場まで自転車で行ける距離であったし、
10回は行ったと思います。
突如現れた未来都市に興奮していたのですね。笑
私の描く「EXPO'70/REMIX」(仮称)は6割くらいは出来きてきました。
今月中の仕上げを目指してやってます。
今日はほぼ完成した三井グループ館を紹介します。
こんな感じです。
奥のポンピドーセンターみたいなのがそれで、
下に見える円盤形のものはワコール・リッカー・ミシン館です。
実際の三井グループ館はこんな感じでした。
万博会場のなかでも巨大でこの変わった外観はとっても目立っていました。
よく噂されることは
パリのポンピドー・センターとの外観の類似で、
ポンピドー・センターは当時まだなく
1971年にコンペが行われているので、
この三井グループ館の影響があったのではないか?ということです。
確かに、、、、にてる、、、、
さてこの三井グループ館
テーマ:創造の楽園
プロデューサー:山口勝弘/環境計画&東孝光
出展者:三井グループ万国博出展者会
設計者:環境計画&東孝光
です。
プロデューサーの山口勝弘氏は現代美術作家。
主に環境芸術の先がけ的存在です。
その関係か音楽家の一柳彗、彫刻家の井原通夫、インテリアデザイナー倉俣史朗らが
呼ばれて総合的なアート空間をその外部内部に「トータル・シアター」を造りだしました。
入り口から最初の30分間が「宇宙の創造と旅」と名づけられた、
光と音と環境の構成展示をめぐる旅で、
3台の80人乗りの空中観覧席からは
18台の映写機と12台のプロジェクターからの映像、
1700個のスピーカーからの音、
特殊照明からの光の中をさまよう、体感空間でした。
今の時代でもなかなか体験できるものではないです。
万博での体験は、当時の最先端の映像と音と空間が
それこそ未来を予兆させるものでしたね。
面白いものを見つけました。
横尾忠則氏のデザイナー時代の万国博覧会の絵です。
万博がかたちになる前の絵なので、
横尾氏のイメージです。
by hamaremix
| 2016-06-14 23:23
| EXPO70/Remix
|
Comments(1)