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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

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浜本隆司のブログ

妙心寺の探幽と光秀

その後へぶらりと近くの妙心寺訪れました。
天満宮から徒歩20分あまり、、、

妙心寺がどんなお寺なのかも知りませんでしたが、
神社仏閣が好きなので、立ち寄ってみました。

妙心寺の探幽と光秀_d0218056_222161.jpg

仏殿と法堂(奥)


妙心寺は右京区の花園というところにあります。
その境内はとてつもなく広いんです。
案内の方の説明によると甲子園球場8つ分だそうです。
ひゃ〜です。

しかし、午後4時ということもあって、
人も少なく、
不思議な時空間を体験しました。


妙心寺の探幽と光秀_d0218056_2233847.jpg

仏殿から法堂そして方丈を眺む。


この法堂に、狩野探幽の天井画、雲龍図があると知り、
「おう。これは誘われたかぁ」って都合良く思い、
料金をはらって拝観することにしました。笑


法堂そのものが巨大なのでいったいどれだけ天井画が大きいのかと
期待しました。
予想を軽く超えましたね〜。
もらったパンフに雲龍図の大きなプリントがあって内容は見ていました。

いや〜、凄いです。

中は写真不可だったので、ころがっていた画像を使わせてもらいます。
妙心寺の探幽と光秀_d0218056_22115147.jpg


う〜〜ん、これはなかなか臨場感のあるいい画像ですが、
大きさは伝わらないですね〜〜、汗。


妙心寺の探幽と光秀_d0218056_22132774.jpg

天井の一辺は12メーターだそうで、
狩野探幽(狩野派)はこの「雲龍図」の制作に8年を費やしたそうです。

天井は長い板を継ぎ足したものなので、
制作は立てかけた状態で描いたそうです。
それでも10数メーターの高さはあったはずで、
その制作風景も圧巻なものだったはずです。


サインは「狩野探幽法眼守信」とありました。


拝観はもうひとつあり、一旦法堂を出て、
南へ徒歩1分、「明智風呂」へ。
明智風呂という名はもちろん、あの明智光秀にちなんでですが、、
光秀が本能寺の変のあと、この妙心寺にたちより、
その時に入った風呂だということでそう名付けられています。

光秀は妙心寺に来た時は、どうやら自殺を考えていたようで、
その気配を感じた当時の住職さんが、
思いとどまらせたそうです、、

光秀はその後、盗賊に殺されてしまいましたが、
妙心寺では、
決まった日にこの明智風呂で光秀を供養しているそうです。

罪を犯したということで、
浄める意味でこのお風呂で供養しているそうです。



妙心寺は禅寺、臨済宗妙心寺派大本山!!でした。
by hamaremix | 2016-03-08 22:32 | 日本の美 | Comments(0)

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