ポスト・カード・コレクション
旅行に行ったときに、入ったお店で旅先の風景写真欲しくなりますよね。
また、旅先から切手を貼って友達に送るカード。
また、旅先から送ってもらったカード。
ロフトとかお洒落な雑貨屋で見つけた面白いカード。
好きなアーティストが作ったカード。
無地のハガキでは愛想がないので、絵を描いて送る。
そんなものたち。
そう、それは「ポストカード」です。
私も、自分で買ったもの、友人からもらったもの、
友人が旅先から送ってくれたもの、
沢山のポストカードが、アトリエや家のあちらこちらに
散在しています。
そんな私の所有のカードを
ここで紹介しようと考えました。
またしても新しいシリーズ、笑
よろしく。楽しめるかなぁ。
ポスト・カード・コレクション 01
同年代のアーティストの友人’N’氏が
留学先のドイツから送ってくれたクリスマス・カードです。
1996年12月
オレンジ色の照明の色と吊るされた人形の色が
とっても落ち着いた色調で落ち着くのと、
ファンタジックな感じで暖かい写真です。
ドイツ・ニュルンベルグ制作のデータが記されています。
彼はとっても人望の厚い人で、彼が好きな人は沢山いますが、
嫌われたりすることが絶対ないような人です。
「お元気でお過ごしですか?
こちらは11月中旬から雪が降り始め、
外は骨身にしみる寒さです。しかし、
家の中は暖かく、特に10ケ月になる娘は、
一番元気に毎日過ごしています。
4月には帰国しますので、また、会えるのを楽しみにしています。」
’N’氏はとはその後、あまり会うことは少なくなりましたが、
一時期、よく一緒に展覧会を企画して
テーマ性の高いブループ展を何回か行ったりしました。
’N’氏の作品も青が基調になってることと、
植物がよくモチーフになっていたので、
当時私の作品と相性が良かったのです。
コンセプトも近いものがありました。
ポスト.カード・コレクション 02
友人のイラストレーター寺田容子さんの
彼女自身のイラストのカードです。
もうこれは20年近く前のもらったものですが、
彼女のイラストは時代をいち早く取り込んでいた感じです。
可愛いでしょ。
これは手描きのイラストですが、
彼女は粘土で小さいフィギュアも作ります。
どちらかというと、フィギュアの方がより彼女の世界観が
楽しめるのです。
スウィーツを一枚の画面に沢山デコレイトする手法は
とっても斬新な感覚でした。
彼女はその時その時に
自身が最も関心のあるものをこのように
デコレイトします。
ある時はメキシコグッズであったり、
またある時は沖縄グッズであったりしました。
最近は電車だそうです。
一作年、九州に走ってる電車の車輌をフィギュアにしたもので、
個展をされました。
とっても楽しい個展でした。
今は「鉄ちゃん」だと、自ら自称していました。笑
一時期、音楽ファンの雑誌「ピロー・トーク」というのを、
数人で発行していたことがあるのですが、
彼女とは音楽の趣味も合ったので、
編集を手伝ってもらってました。