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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

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浜本隆司のブログ

かぐや姫

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コラージュ33


ジブリ高畑勳監督の「かぐや姫の物語」を観てきました。
遅ればせながら、、


筆の線を生かして描かれた人物と背景の描写、
透明水彩で描かれたような、軽やかな色彩、
どちらも私の好みではもの足らない感じだったのですが、
途中からは物語の世界観に気持ちが入ってきて、
そんなことは全く気にならなくなり、
むしろ、昔の日本(平安時代)のイメージに浸れる感じが
ここちよくなってくるのでした。

物語は日本人なら誰もが知ってる、
あの「竹取物語」そのもので、どうってことはなかったのですが、
物語を読む時あらすじを知ってるというのは、
その物語を享受するのにはかなり損なことですよね。

でも、単にあらすじを追っただけでない、
登場人物たちのこころの動きが
リアルに感じられるほど、
細部の描写がすばらしかったです。

わたしには
特に月からのお向かいのシーン(聖来迎図の引用)にこころが震えました。
吃驚するような工夫があって、
まさにクライマックスを最高潮に盛り上げてありました。

時代考証もとてもしっかりしてるように思えるのも良かったですね。

声優と音楽の音関係もよく練られていて、
アニメと音に斬新な感じを受けました。
ありきたりの様ですが、全く新しい映像体験がありました。


声優では地井武男さんの遺作ということもあり、
話題になりましたが、実は足りない部分もあって
それを三宅裕司さんが、
後からオーバーダビングしてカバーしたということです。



エンディングの二階堂和美さんの歌にも注目です。


by hamaremix | 2014-02-10 21:39 | 日本の美 | Comments(0)