愛は犠牲
はて?
これは?
カトリック教会の聖堂のなかの
ステンドグラスのローズ色に染められた一室です。
とっても非日常な空間で驚きました。
芦屋川沿いにある「芦屋カトリック教会」の中をこっそり
覗いてみました。
「西側の聖堂入り口のローザ(薔薇)
のステンドグラスでは十字架が中央に浮き出て
愛が犠牲であることを思い起こさせてくれます。」(教会のコメント)
近頃は神社や寺を散策することが多い私ですが、
やはり教会で、目にするものは、
全く神社仏閣と違いますね。
当たり前ですが、、、
「愛」や「罪」といった言葉が目につきます。
そして寺では殆ど思わない、
「日々の自分の行いは正しいのかどうか?」
というようなことが、問われている気がします。
とっても神聖な内部。
神社の神聖さとは違います。
外からの聖堂内部に入る太陽光が、神聖に見えます。
神社では、全くクリアな水のような、
透明な光、自然光という意味合いに思えますが、
教会での光には、何かが光に入ってるように感じられます。
何でしょう?
意味付けされた何かが光を透して入くるのでしょうか?
違う光を感じます。
教会のホームページからの抜粋です。
聖堂は東向きに立てられており、ステンドグラスを通ってくる新しい光をあびて
一日が始まります。
復活による新しい神の世界の始まりを象徴して、初期キリスト教会の祈りは、
太陽が昇る東に向かってされていました。
三つの十字架が外観されます。東西両側と鐘楼の上にあって、何処からでも
見る事ができます。
十字架は人間の救いがキリストの死と復活によりもたらされたことを示しています。
東側祭壇後ろの黄青赤のステンドグラスを透してさし込む光は、朝のミサで祭壇を
照らします。
神の栄光(黄金)、希望と平和(青)、愛(赤)、を示します。
西側の聖堂入り口のローザ(薔薇)のステンドグラスでは十字架が中央に浮き出て
愛が犠牲であることを思い起こさせてくれます。
聖堂の外側(芦屋川沿い)のステンドグラスを望むと虹のような彩をみせています。
塔の緑青色は聖堂入口の大扉とあいまってカトリック芦屋教会を特色づけています。
高い塔は、ゴチック風に天上に向かう姿を表現しており、神へと心を向けさせます。
献堂50周年記念のお祝い2006年12月3日。
聖堂の入り口です。
入り口の長方形、
その上の半円のアーチ、
その上の円のステンドグラス、
屋根の三角形、
そして塔の8角錐、
頂点の十字架。
全てがきちんと幾何形態で対象にまとめられ、
そのなかにマリア様の像が配されています。
とても数学的な建築物で、
見ていても頭が整理されてすっきりするようです。
来月、スケッチに来ます。
さて、
芦屋カトリック教会から、
芦屋川を南下すると、
芦屋警察がありました。
何気なくその建物の一部に古い様式のものが残されてあるのに気づきました。
おおっ、威厳があること!!
2階の作りがデコでカッコイイ。
おや、入り口の石造りのアーケードの中心にフクロウの彫刻が、、、
なんで警察の象徴が
フクロウなんでしょうか??
「夜でも起きてみはってる?」
てことですか????
愛は犠牲か、肉食文化のいわせるものですよ
最後、そんな過激なことをいうものではありませんよ。