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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

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浜本隆司のブログ

漆黒と灰色のストライプ

昨日は午後の雨が予報されていましたが、
スケッチの下見にと薬師寺に行ってきました。

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これは寺のパンフレットです。
ちょっと離れた所からのこのようなショットでスケッチしようと
目論んでたのですが、

先日薬師寺に行くことを
スケッチの指南の森Tに話したところ、
「あ〜、だめだめ、今東塔の解体修理してるので、
絵にならないよ。東塔全体が修理施設で隠されてるから。」
と教えて頂きました。

このことは有名だった話で、
知らなかった私は、スケッチの予定に入れてしまってました。汗、汗。


けれど、実際にこの眼で見てみると
スケッチできる所もあるのではないかと、
いう期待もあって、
(また、仏像ファンとして、国宝の薬師如来と聖観音像を
今の眼で見てみたいということもあって、)
行ってみました。


やー、駄目でしたね。

東塔の解体修理施設の大きさが、半端ではありませんでした。

d0218056_4171992.jpg


どこから見ても、
この大きなグレーのストライプ模様が景観のなかで
主張してました。


薬師寺はこの東塔だけが創建の白鳳時代のもので、
あとの昭和から平成の現代に復興されたものです。

なので、東塔だけが、
風害などで限界にきていて、解体修理となっているそうです。

薬師寺のスケッチは無理なので、
すぐ隣にある唐招提寺も含めて、
この辺り西ノ京のなかでスケッチのポイントを探そうとしたのですが、
雨が強く降ってきたので、

意欲も萎えてしまい、
唐招提寺も入るのを諦めて帰ってきました。



さて、仏像の話ですが、

薬師如来は金堂におられました。
d0218056_4293737.jpg


修学旅行の中高校生がひっきりなしに
おとずれていたので、なかなか参拝できませんでしたが、
お堂に入るまでに読んだ、解説に

薬師寺の大伽藍の平安時代の兵火で諸堂は
焼けてしまったのですが、
薬師如来とその脇侍の日光・月光菩薩は
真っ黒になりながらも残った。

とありました。

銅像が酸化して黒ずんでいるのは、
よく見ますが、
こんなに漆黒な印象の銅像は他になく、
前々から、不思議なイメージを持っていました。

今日、その漆黒の意味が知れて良かったです。
by hamaremix | 2013-05-20 04:43 | 日本の美 | Comments(0)