ペンギンカフェ
どんどん商業ベースになっていった80年代。
そんな時代に対抗するような形で
イギリスで、ひとつの楽団が風のような音楽でもって登場してきました。
それが
ペンギンカフェオーケストラです。
その当時誰が言ったかは忘れましたが、(YMO関係かな)
音楽のジャンルは数あれど
「音楽は2種類しかない、それはいい音楽と悪い音楽だ」
というのがありました。
それを当時の私はコマーシャルな音楽と本当に作りたい音楽のことだと
解釈していましたが、
そのいい音楽の代表みたいなのが、
このペンギンカフェオーケストラが奏でる音楽だったと思います。
活動は10年ぐらいだったと思います。
いつの間にか解散もして、
リーダーのサイモン・ジェフさんも亡くなったそうです。
しかししかしです。
そのサイモン・ジェフさんの息子さんが
新たに「ペンギンカフェ」としてバンドを作って
ペンギンカフェオーケストラ精神を受け継いだ音楽を始めているということを
ラジオで聴きました。
あの音楽が復活したのも素晴らしいことですが、
その息子さんが父の音楽を受け継いでということが
もっと素晴らしいことだなぁと思いました。
秋に来日公演をするそうです。(東京だけらしい)
23 音楽の深い森
ペンギンカフェオーケストラ『エアー・ダンサー』