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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

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浜本隆司のブログ

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木喰(もくじき)、江戸時代後期の仏師。

その木喰が自分自身を彫ったのが

この「木喰自身像」です。

60歳を過ぎてから彫刻を始めた人ですが、

80歳のころ、千体仏の制作を発願し、

90歳の時に達成したという!




日本全国を歩いてまわり、

その土地土地の名も無き民衆のために

その土地にある木で、「如来」「観音さん」や

「地蔵さん」を掘って作りました。



彼の掘った仏像の印象が、

伝統的な仏像とちがって、

ちゃらちゃらした装飾品を付けていないし、

法具も最小限にしか使われていません。


それぞれの仏には持ち物やポーズ、脇侍など
決まりがあったのですが、
そんなのおかまいなしに掘っています。



そして「お顔」も威厳に満ちたものでなく、

親しげで、穏やかで、「まぁ〜るい」んです。

この木喰の自画像にみられるような

「まるまる」とした顔立ちなのです。



その木喰が歌を詠んで残しています。


「みんな人の心をまるくまん丸に どこもかしこもまるくまん丸」


人や自然に対するやさしさを表現した言葉だと思うのですが、

結局は自分に人に「丸くあれ」と言ってるのだと思います。



人は誰でも長く生きていれば、

誰でも河原の石のように流れに丸く削られていくものですが、

それを意識して、もっと丸くなれと言ってるのですね。






少し意識しておきま〜す。





















by hamaremix | 2017-01-25 10:43 | 神様 | Comments(0)