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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

hammererix.exblog.jp

浜本隆司のブログ

さみだれの一日

おはよう。
雨、が降っています。

5月の雨、皐月の雨、五月雨(さみだれ)、、

はは、憂鬱そうな雨でも、五月雨などと言葉にすると、
なんだか、粋な一日が始まりそうで、いいのではないかなぁ。



さみだれの一日_d0218056_9142417.jpg



昨晩はNHKの番組でたまたま「ハリーポッター」にまつわる秘話
が沢山紹介された番組を見ていました。

作者のJ.K.ローリングさんが
離婚後、小さな子供をかかえてスコットランドのエジンバラに住み、
育児をしながら、こどもが寝しづまった時をみはからって
カフェで小説を黙々と書いていたそうです。

生活は困窮し、生活保護を受けるものの、
鬱病になったり、自殺を考えてしまったりした経験があったそうです。



そして以下、出版にいたるまでの話が感動的でした。

彼女の書いた「ハリーポッター」の話は先ずその文章量が多く、
多くの大手出版社に嫌われたそうです。

その内容に感動した出版に情熱をもった代理人によって
大手の出版社に原稿が持ち込まれたのですが、
ことごとく断られてしまったそうです。

『ハリー・ポッターと賢者の石』の原稿は1995年に完成しました。

12の出版社に提出された同原稿ですが、あまりの長編のために出版する出版社は現れなかったといいます。



1年かけてやっと

そんななか、新人による子供向け書籍の出版に取り組んでいた
中堅のブルームズベリー出版社がハリーポッターを出版することになります。



そのなかの素敵なエピソードがありました。

原稿を受け取った編集者が自分で読む前に、
8歳の子供アリス・ニュートンに本を手渡して読ませたところ、
一時間後に部屋から出てきて
「パパ、これは他のどんなものよりもずっと素敵よ」と言ったそうです。

アリスちゃんは読み物が好きで、パパからいつも、
出版前の小説を読むことを
日常化していたようです。


そのアリスちゃんが、
「ハリーポッター」は今まで読んだお話のなかで、
最も面白いとその魅力を父に伝えたのでした。


このアリスちゃんの一言がきっかけで『ハリー・ポッターと賢者の石』はイギリスの
ブルームズベリー出版社から
出版されることが決定たのでした。


名作の生まれる過程のエピソードは
何だか奇跡めいてきますよね。

そんなひとつの奇跡のエピソードでした。



私はですね〜

一人の子供が感動を持てば、多くの子供も感動できるという

「ひとの心の普遍性」に、



大きな希望を覚えました

by hamaremix | 2017-05-24 09:17 | Comments(0)

by hamaremix