人の謎、アートの謎
な。。な。。なんだ、、、これは、、、
どこかの原民族なのでしょうか????
コラージュ298 「人の謎」
高校時代の美術室に、
印象派や近代の画家の画集がおいてありました。
その画集でみた近代のヨーロッパの洋画家の様々な絵が
私の絵画世界の入り口だったような気がします。
そして同じ棚に置かれていた美術雑誌「美術手帳」
そこには、分けの分らない作品らしきものや、
作家や評論家のこれまた分けの分らないなが〜〜い文章、
その雑誌の中のその分けの分らない美術や文章が
私の現代美術(アート)の出会いだったのは確実です。
1970年代前半の最先端の日本の美術の状況が
そこの在ったのかもしれません。
その分けの分らなさは、私にとっては衝撃的なものでした。
な、、なんなんだ、、、これらは、、、、
この分けの分らない現代美術を理解するのに、
かなりの年数がかかりました。
日本の前衛、前衛とは? 海外のアートの状況、
海外の様々なアート運動などなど、、、現代美術とは、、、
その理解の元になったのが雑誌「美術手帳」だったのです。
30くらいになって
美術界のいろんなことが分ってくるにしたがって、
私自身のなかで「美術手帳」の情報は
もうあまり必要なものでなくなってきました。
この雑誌の値段が高かったこともあって、
あまり払ってまで知ることはなくなってきたということでしょうか。
しかし、現代美術〜現代アートに関わっている人には、
この「美術手帳」は唯一の全国メディアの雑誌であって、
この雑誌によって、サークルがあったようなものだし、
共通話題が提供されてきました。
しかし、2年前この「美術手帳」を発刊していた美術出版社が倒産してしまいました。
驚きましたね〜、そんなに売れていないだろうとは思ってましたが、
倒産するまでとか思いませんでした、、、
なので、
日本の美術状況に危機的なものを感じましたね、その時は。
しかし、すぐに美術出版社はある会社に買収されたと聞きました。
美術手帳はその後、何もなかったように発刊されつづけています。
先日学校で「日経MJ」という新聞を読んでいて、
この「美術手帳」を買収したのがCCC(カルチャー・コンビニエンス・クラブ)という会社だと知りました。
このCCCの社長は「 蔦屋書店枚方駅前店」を創業し、後にTSUTAYAを
全国に広めT-ポイントなどで、全国区にした増田宗昭という人なのでした。
その新聞には4月に銀座にオープンした
「GINZA SIX」という商業施設に「銀座 蔦屋書店」をオープンさせたそうですが、
この書店のテーマがアートだそうです。
社長いわく
「これから世の中で一番インパクとのある分野はアート。
アートを大衆化したい。」
と、、、、
(続く/続きは夜に、、、、、、、、)
by hamaremix
| 2017-05-22 08:32
| アート
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