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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

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浜本隆司のブログ

雨ごい小町

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歌川国芳「雨ごい小町」多色木版 〈絵カレンダー10〉

雨の中、ご機嫌ななめなワンコに通りすがりの乙女(小町)が声をかける絵

「雨ごい小町」というタイトルはもちろん小野小町からきてます。

遣隋使ではないですぞ。笑 それは妹子。

小野小町は美人をたとえて使われますが、

小野小町のが生きていた時代にかかれた肖像画などは全くなく、
描かれたものは後世の想像によるものです。

けれど、美しさをその歌とともに伝承されてきたんですよね。


「花の色はうつりにけりないたづらに 我が身よにふるながめせしまに」

現代語訳ー美しい桜の花の色香は、春の長雨が降っていた間にすっかり色あせてしまった。
私の容姿もむなしく男女ことに関ずらわり、いたづらにもの思いにふけっていた間に
すっかり衰えてしまったなぁ。


この百人一首の小町の歌は、
晩年もので、自身の美しさの衰えを色あせた花にみた歌ですが、
若かりしころの美貌と数々の恋愛を想像させるものですよね。



能には小町の言い伝えを小町物という作品に残しています。

「七小町」といいます。
それは「雨乞い小町」
「鸚鵡(おうむ)小町」「通(かよい)小町」「清水小町」「関寺(せきでら)小町」
「草子洗(そうしあらい)小町」「卒塔婆(そとば)小町」
です。

国芳の「雨ごい小町」は小野小町が雨乞いの歌を詠むと
たちまち雨が降ったという説話を絵にしたんですね。

「鸚鵡(おうむ)小町」「関寺(せきでら)小町」「卒塔婆(そとば)小町」
は老女物と言われていて、
老いてからのあわれな小町の姿が語られているそうです。


小町さん思っているでしょうね。

「私のことを扱うなら、若くて美しい頃のことにして!」って。




ウィキを見ていて、こんな文を見つけました。

『君の名は。』
原作者であり監督の新海誠は、
小野小町の古今和歌集の和歌から着想を得て、この作品をつくったとしている。

「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを」

《現代語訳》
あの人のことを思いながら眠りについたから夢にでてきたのだろうか。
夢と知っていたなら目を覚まさなかっただろうものを。




どうなんでしょう。

まだ見ていないから、コメントの仕様がないですが、、、、笑
by hamaremix | 2017-04-09 10:54 | 絵カレンダー | Comments(0)