ブログトップ

浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

hammererix.exblog.jp

浜本隆司のブログ

飛燕

太平洋戦争も末期の頃、
二十歳やそのあたりの年齢で、
戦争に徴集された青年男子の気持ちって、どんなものだったのだろうか?

たまたま司馬さんの古いエッセイを読んでいたら、
やはり、令状が来た時点でやはり死を覚悟したと書いてました。

そして
全く女性と交際などなかった司馬さんは
せめて死ぬまでに一度でも女性と話をしてみたかった。
という当時の純情な気持ちを書いておられました。

そして、以前から電車で見かけていた気になっていた女性に
声をかけたものの、「あの〜」のひとことだけで、
言葉が続かず気まずい間のまま、終わってしまって、

なにもできずにそのまま戦地へ行かれたそうです。

司馬さんの知人は、先輩に連れられ女給さんに
手を触ってもらって、されに彼の手を重ねて震える声で
「これが女性の手か」と言ったそうです。

「ばかばかしいが、その程度が、私どもの許容された青春だった。」





たまたまFacebookに上げられたの情報で、
神戸でかっての戦争時に活躍した日本軍の戦闘機が復元され
無料で公開されているという情報を見て、

見てみたいと思いました。

私の関心は生の戦闘機を見てみたいというのももちろんありましたが、
かっての日本の青年が
一人で乗って戦場の空に向かうその乗り物、
戦闘機という機体を目の当たりに見て、
当時の青年たちの感じた
何かを少しでも感じたかったのです。



今回公開された
戦闘機は川崎重工が当時作ったもので、当時世界的なレベルで、
相当優秀な機体だったそうです。
修復も川崎重工が色んな資料や部品集めに奔走されて行ったそうです。

鹿児島に知覧に保管されていたものを、
川崎の岐阜工場でプロジェクトを作って復元したもの。



機体の名は「飛燕(ひえん)」

d0218056_1052567.jpg

コクピットを正面から撮る。

d0218056_1053444.jpg

機体サイド

d0218056_10544644.jpg

尾翼部分

今までに見たことの無い存在感がそこにあります。


これにひとり乗って感覚って、、、、

爽快に空に駆け上がって行くんだろうけど、
もちろん覚悟があっただろうし、

全く一人で死んでいくんだなぁ〜って、

そして、家族や友達、恋人などのこと思ったに違いありません。


d0218056_1112491.jpg





神戸ポートターミナルで無料見学できます。

皆さん、是非!

三ノ宮からポートライナーで2駅目。
歩いても行ける距離ですが、











by hamaremix | 2016-10-30 11:09 | ライフ | Comments(0)