タカラ・ビューティリオン
「EXPO'70/Remix」です。
今描いてる絵の仮称タイトルが「EXPO'70/Remix」なので、
制作中の絵の内容、制作の思い、進行状況、
EXPO'70/大阪万国博覧会についてのことを
書きます。
制作途中の絵を公開するのは、初めてのことで、
多少不安があるのですが、このブログを見て下さってる皆さんに
アトリエに招待して、描きかけの絵を見て頂くようなつもりで書くことにしました。
3月頭から描き始めてもう2ヶ月半は過ぎました。
6月には終えたいのですが、どうなることでしょう。
個展での発表は11月なので、皆さんに実物を見て頂くのは、
半年後になりますが、
それまでに私の新作と1970年の大阪万国博覧会について予備知識を
もって頂き
「EXPO'70/Remix」の作品に興味をもらおう、
というつもりです。
「大屋根と太陽の塔」
「EXPO'70」全体像
なお、というか、でも、、
作品の全体像を見せることはありません。
あくまでも部分、部分です。
部分を見れば、大体のイメージは伝わります。
大阪万博では日本の大手企業と世界各国の展示館、
当時パビリオントと言っていました。
絵でも主にパビリオン別に紹介していきます!!
ではでは、始めます、最初は
大阪の理美容機器メーカー「タカラベルモント・グループ」のパビリオン、
「タカラ・ビューティリオン」です。
はは、何だかわかりませんよね〜。
かなりデフォルメしていますから、、、
当時の画像はこれです。
「タカラ・ビューティリオン」
大阪万博では会場全体設計と日本企業パビリオンの建築設計に
当時の日本の建築家の大御所、新鋭の若手が関わっていて、
建築の大実験場でもあったようです。
1970年当時の技術で、出来うるかぎりの未来系の建築物が作られました。
パビリオンの中が未来を設定して作られたのに
外が現在のままで良いわけありません。
やはりパビリオンも外観が大事だったのです。
この「タカラ・ビューティリオン」の
テーマは「美しく生きるよろこび」
プロヂューサー:黒川紀章
出展者:タカラベルモントグループ
設計者:黒川紀章
おお、黒川紀章さんだったのですね。
最晩年には東京都知事選挙などに出馬されたり、
ちょっと奇行で有名になりましたが、
ユニークな発想とデザインで建築はとっても独創性に富んだ方でした。
「美しく生きるよろこび」いいですね〜。
理美容機器メーカーならではのテーマです。
絵で黄色や黄緑の正方形が描かれていますが、
本来なら、そこに様々な若い人の肖像がグレーのシルエットで
描かれていました。
それを描くかどうか迷ったままで、放置してあります。
いまのところ、五分五分ですかね〜。
こんなんあったかな?