人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

hammererix.exblog.jp

浜本隆司のブログ

ジャパニーズ・カルチャー

ジャパニーズ・カルチャー_d0218056_20105633.jpg

心斎橋、船場のあるお店のディスプレイ。

アメリカン・コミックやディズニーのキャラクターが集められているので、
アメリカのサブカル好きな店長が集められたんでしょうかね。


日本にはアメリカのみならず、ヨーロッパの文化を吸収しつくしたので、
もう、欧米文化から新しいものを見つけることが困難になってるような錯覚に
陥ってしまいそうです。
全くそんなことはないと思うのですが、、、、

日本では欧米のものが和に対して洋として、
たぶん半分以上つまり過半数は欧米の文化がしめているのではないでしょうか?

でも、
これからは日本のものが欧米へ、文化として定着していくのではないだろうか、
という現象がみられます。
日本のメディアによるとですが、、、、

漫画、アニメにはじまり寿司から始まった和食ブーム、、
今やラーメン店さえも欧米で広がっているとか。

キャリーとか、ベイビーメタルとか音楽もじわじわ行ってます。
おっと演歌もケニヤやアフリカで愛されているとか、、、、
信じられませんが、、、

私がとっても驚いたことが最近ありました。

なんと徳島の阿波踊りがパリで受けたということでした。
あんなジャパニーズ100%の日本人がみてもカッコイイとはとうてい思えない踊りが、
パリジャンに好奇心をもってもらえるとは、、、
わからないものです。


さっきテレビでもまた、衝撃の事実を知りました。

なんと、相撲する人がじわじわ海外に広まって
いまではアマチュアの世界大会が開かれているそうです。は〜〜〜〜
しかも女子相撲の大会もあるんですよ。

モンゴルだけではないんです。
なんとウクライナでは、とっても強い力士を育てているらしいのです。

そのウクライナで相撲を広めたウクライナの親父さん、
アマチュア相撲の試合で日本人と対戦した時に、
負けたのですが、勝った日本人力士が手を差し出して起こしてくれたことに驚き、
「なぜ?」と問うと「当たり前のことですから」と言われて、
敗者にも気遣う精神に感動して、
ウクライナで相撲を広めることを決心されたそうです。


「礼に始まり礼に終わる。」
「勝ち負けが全てではない。」
そうゆう精神って、実は世界にないようですね。

私たちが当たり前に思って行っていることが
世界では尊敬に値すること、、、、すごいですね〜〜日本精神。


かつては「日本の常識は世界の非常識」といわれて
日本人のセンスは欧米の価値観では遅れてるみたいな
劣等感をみんなもったもんですが、
今では、なんだか逆になってますね。


考えてみると欧米人は自分たちの文化がもっとも成熟したものだと
思っていたようですが、
実は日本文化のようにアジアの精神に
自分達の文化とは違うけれど、見習うべきものがあるのではと
気づき始めたようです。
by hamaremix | 2015-11-24 20:57 | 日本の美 | Comments(5)
Commented by Ken ken at 2015-11-25 10:37 x
お久しぶりです
前回こちらにお邪魔してから随分になります。子育てしてると時の流れが早いものです。
海外での尺八演奏の普及はすごいものがあって、古典を深める演奏家が沢山います。アマチュア•レベルでの浸透というのは素晴らしいです。
その筋の専門家が言うには、次世代の名手は海外から生まれるだろうと…日本人のヴァイオリンの名手が世界中で活躍しているように、邦楽器の名手が活躍するようになるであろうと。
大きなフェスティバルや国際的なワークショップもあったりしますし、受け皿があれば、本当にそうなるかもしれませんね!
…むしろ、日本国内での需要の少なさが問題点ですらあるのかな。
西洋古典音楽の流れの中での現代音楽に相当するような、伝統に根差したコンテンポラリーな表現が、ほとんどないですから。
そういう作曲家も、きっと海外から出るんじゃないかな…
安易なクロスオーバーとかではなくて。
ある社会学者が、
日本は西洋文明に属する日本文化圏である、というようなことを本で書いていました。
文明という大きな器の中で、文化というものは混ざり合って、アップデートされていきます。
鎖国時代の日本文化、特に芸能に関しては、おそらくそれ以前のキリシタン時代のイエズス会の影響もあったであろうと最新の研究では言われています。
文化というものを民族的な伝統とか感受性と混同してはいけないように思います。
何とか原理主義みたいに。
西洋の人たちは、ホロコーストの記憶も含めて、気づいてるんじゃないですか?
今のイスラムを相手にした問題というのは、気づきたくないアホちんの悪あがきとしか思えませんが。
なんか飛躍しましたが、
いまを楽しみ未来を想像する、美術や音楽はいつでも面白いです。
たとえ暗い未来しか想像できなかったとしても。
などなど
Commented by hamaremix at 2015-11-26 10:26
Kenkenさん、お久しぶりです。お子様の成長とともにある時期というのは後で考えると、何にも変えがたい人生の幸福期だと思います。時間の流れを忘れて当然です。
さて、尺八もですか、、、ありえますね。
僕は大阪のカフェバーで尺八でポップスを吹かれている
日本人アーティストの方の演奏を聴いたことがありますが、
全く違和感はなかったのが不思議でした。
西洋音階にのせてしまうと、普通になってしまうようです。
尺八の風を切るような音でもって、
西洋音階を切ってるようなものがあれば聴いてみたいですね。笑

さて、文化それを生み出した宗教の対立が、
争いをうみ、今もまたヨーロッパとアラブで起っています。

一神教は絶対に他と折り合わないですよね。

世界に神が既にいくつももあるという、当たり前のことを
当たり前のこととして、事実として、認めていくことが、
人種・民族の共生に繋がるということになのに、、、

「神は沢山、世界はひとつ」

ってならないかなぁ〜。

Commented by hamaremix at 2015-11-26 22:04
今日、日本の学校には必ずプールがあること、
これは世界では羨ましいことのかなり上位にあるって知りました。
Commented by Kenken at 2015-11-28 22:41 x
ヨーロッパにおける「ルネサンス」みたいなものが東アジアにもいつか起こるんでしょうかね(笑)
Commented by hamaremix at 2015-11-28 22:51
東アジアの「ルネッサンス?」それは、なんだろう?あっ、仏教の復興かな。笑

by hamaremix