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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

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浜本隆司のブログ

表現とモラル

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今日は月に一度のスケッチ会。

数日前から天候が危ぶまれましたが、
暑くなるでなし、曇りすぎるでなし、雨無しの
この時期にしては最高のスケッチ日和になりました。

そして、2週間前に下見に行ったときには
蕾だった千本の白百合が今日は満開でした。
その気とオーラたるやすごいものがありました。

近くにいくと、身体が熱くなりますよ。

スケッチは私が大体予想して、この辺からみんな描くだろうなぁ〜って
予想して、ままそうなるんですが、
今日は、皆さんの感性が私の想定を突き破って
私が見落としている、いろんな視点があることを
痛感しました。

私も勉強になるなぁ〜。
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コラージュ107
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話は変わります。
以下は時事問題のダークな話です。



あの元少年Aが本を出版した話です。

私自身、表現について日頃から考えることが多いので、
表現の自由については最大限擁護していきたいと思っています。

しかし、表現のモラルも深く考えないといけないと思います。

下品とか、破廉恥とか、そしてバイオレンス、グロなどは、
ある種のモラルがないと、
子供たちに悪影響をもたらしますが、
逆にそれも、人間のダークサイドとして知っておくべきことかもしれません。

それも小説など、フィクションであるなら
モラルの範囲も現実に規制されることは少ないのですが、
ドキュメンタリーや手記になると、
実際にこの世界に生きて生活している人に
その書いたあるいは書かれた文章が影響を与えるか、
想定をされなくてはいけません。


今回の元少年Aの手記は
明らかにモラルに反しています。

書いた元Aは、被害者が出版を認めないであろうと知って、
あえてその出版の企画を被害者の方に知らせなかったらしいです。

その時点で、この本は駄目でしょう。
モラルが欠如しています。

書くのは自由として、
それを出版した太田出版。
これを出版すれば、被害者の方々が怒りをおぼえるであろうし
そんなものを出さないでくれと言われるのを知りながら、
その被害者の方々の気持ちを踏みつけて
出版したのは、
元少年Aのモラル違反に加担したことになるはずです。

あの犯罪は
この元少年は自分の存在を世に知らしめたいがための行動であるとともに
自身の押さえがたい衝動を行動に移すという両面があったと思うのですが、
今回の出版も全く同じ動機のようです。

この太田出版はこの本が、
被害者を苦しめることになることを知りながら出版しました。
基本は売れるからです。

犯罪心理学的になにか貢献したいのであるば、
売る必要は全くないです。

元少年Aは
本が売れた印税は家族に支払いたいと
言ってるそうですが、
そんな金を受け取らないということが
分らないんですよ。

そして、彼を犯罪後支えてくれた人への
感謝の気持ちも書いたそうですが、
そんなものは、個人的に手紙に書けばいい話で、
また、被害者の方々への謝罪もあるらしいですが、
人のこころを踏みつけておいての謝罪が
のなにが謝罪ですか?


もちろん加害者の表現の自由や人権は守られなければなりませんが、
現実に被害者が受けている社会的屈辱にくらべると、
守られ過ぎているようにも感じます。


ある方がネットで、
元少年Aがこの本を、被害者に迷惑が及ぶのを知りながら出版を
するのなら、自身の現在の名前、顔写真、家族構成を
被害者の同じように明らかにしろ!
と怒りコメントを書いてらしたのですが、、、

そう言いたくなる気持ちに同感しました。







画像のコラージュと本文はなんの関わりはないです。


コラージュ108
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by hamaremix | 2015-06-15 01:42 | ライフ | Comments(3)
Commented at 2015-06-15 17:01 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hamaremix at 2015-06-15 20:39
バブルが終わって以降に1990年代から、大阪教育大附属小学校の事件や神戸のこの事件など、自己表現というか、堕落、あるいは埋もれてしまう自己への崩壊の恐怖から、「誰でもいいからやってしまう」という衝動殺人がとっても惨い形で事件となってる目立ってる気がしてます。
そこには自己を社会に体して存在証明を示したかったという、誰でもが少しは持っているであろう衝動が、最悪の形で行われてしまっているのでは、、、犯罪をかばうつもりは毛頭ないけれど、「無縁社会」といわれる今のこの社会で、リアルな世界で誰かと繋がることの大切さが問われているような気がします。家族でも知人でもいい、自分が大切に思える人、あるいは大切に思われているという実感がもてる人が一人でも居ればこんなことは行われないと思う。
Commented by hamaremix at 2015-06-15 20:47
亜鶴、絵画がそんな社会に何かできるか分らないけど、モラル崩壊に加担することは止め、自身の生きる理想の姿を求めてやっていきましょう。