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浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

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浜本隆司のブログ

北極カイト

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こんにちは、はじめまして。
僕は「北極カイト」といいます。

今日から、浜本サンのこのブログ内で登場することを許されました。
若干23歳です。

よろしくお願いいたします。











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カイトの子供時代





今日は初仕事で、
浜本さんのインタビューに伺いました。

ではでは、





北極カイト「こんにちは。」
浜本「やぁ、どうも。」

北極カイト(以下K)「浜さん、顔、赤いですね。スキーでも行かれたんですか?」
浜本(以下H)「いや、二日酔い。昨晩修ちゃんと飲んでてん。」

K「よく、飲みますねぇ〜」
H「そうでもないよ、外で飲むのは久しぶりなん。昨日は三村さんの
ドローイングのグループ展/ギャラリー白と修ちゃんのグループ展/ギャラリー菊のギャラリー梯子して、
その後、修ちゃんとふたりで「鳥よし」に行っんてん。」

K「山本修さんとは、よく会ってますね。仲いいですよね。」
H「そうやね〜、大阪芸大の時からの付き合いなんで、35年ぐらいの
長い付き合いになるよ〜。もう、親戚か兄弟みたいなもん。」


K「ふぇ〜、そんなの長いおつきあいしてるんですね。」
H「いや、付き合ってはいないよ。同棲したこともないし。」
K「変なぼけはやめて下さい。」
H「若い頃はこんなに長い付き合いになるとは考えもしなかったけどね。」

K「二人でどんな話をするんですか?」
H「修ちゃんとこの会社の次の仕事のことや、新之助や三村さんの
近況、お互いの今後の作品の展開や発表についての情報交換が枕で、
酔ってくるにしたがって、作品の今後の展開や、お互いの良くない行いなど、
突っ込んで話するなぁ〜。」

K「真面目ですね。」
H「真面目やで〜、特に修ちゃんは、、真面目の鏡」
K「そうなんですか、浜さんも真面目なんですか?」
H「真面目なんですか、ってなに?う〜ん、
いい加減な真面目って自分では思ってる。」
K「いい加減な真面目って、何ですか、笑」
H「う〜、そうゆう言い方しか出来ない。」
K「結局、いい加減とも真面目とも思われてくないってことじゃないんですかぁ?」
H「う〜、上手いこというね。笑、あまのじゃくなの。」

K「作品の話ってどんな話するんですか?」
H「大体は僕の方が修ちゃんの作品の怪訝に思っていることを
聞くってことが多いね。修ちゃんの作品はいい作品なんだけど、
時々、何がしたいのかって分らなくなるんだけど、そこを、
どうなってるん?って聞く感じ。
昨日も修ちゃんのやってることって、結局何を目指してるの?って」

K「難しい話ですね〜。アーティストって感覚的にやってるんじゃないんですか。」
H「もちろん感覚的に作るよ、でも、その感覚って自然に出てくるものなので、
最初の段階では、自分んがこれから何を作ろうとするのかっていう、
意図ははっきり言語化しとかないといけないと思うのよ、僕は。」

K「描いてるうちに『こんなのできました』っていうのもあるんじゃないんですか?」
H「そうだね〜、『こんなのできた』というのは確かにあるよ、意図したとおりにできるって面白くないからね。作り手としては。ただ、なんか手癖でやってできたみたいなのはどうかなぁ?」

K「音楽なんかは、鍵盤をいじってるうちに感情が沸き起こってきて、
曲ができるってこともあると思うんですが、、」
H「カイト君は音楽やってるの?」
K「はい、少しですが、バンドとかやってます。」
H「へ〜そうんなんだ。どんな感じの音楽?」
K「ネオアコって分ります?」
H「わかりますって何?、音楽のことは君よりよくしってるつもりだよ。
ネオアコって、ネオ・アコーディオンでしょ。笑」
K「違いますよ、ネオ・アコースティックって言って、新しいアコースティックですよ。
そのネオアコとテクノをミックスした音楽をやってます。」
H「テクノ?じゃ、それテクノやん。」
K「いや、そこ微妙なんですが、テクノなんだけどアコースティックな感情をもたらすような音楽がやりたいんですよ。」
H「ふ〜ん、ネオアコでもなくテクノでもない?どっちつかずやなぁ。」
K「あれ、いい加減な真面目の浜さんにいわれたくないなぁ。」
H「ふん。」

K「あれ、何の話してましたっけ?」
H「言語化の話だよ。制作する最初は『自分が何をしようとしているのかを
はっきりと言葉にしないといけない』という話。」
K「そうでした、すいません。」
H「インタビュアー、しっかりしてよ、、」
K「そうです、感覚的に作るのは駄目なんですか?」
H「駄目だね!」
K「はっきり言いますね。」
H「そうだよ、感覚って古くなるもん。」
K「そうなんですかねぇ〜」
H「若い時は古い世代の感覚を知らないから、
最新の感覚でやれるけど、次の世代が来たら、それは古い感覚になっちゃうだよ。
かいと君も今は若いから、感覚は新しいかもしれないけど、
10年もやれば、古くなるよ。」

K「古いとか新しいとかってどうゆう基準で誰が決めるですか?」
H「いい質問やね。それはその時代その時代で、リアルにその時代を写してるかどうかだと思う。」
K「リアルですか?」
H「そう、リアル。2015年には2015年の作品があるんだと思ってる。」
K「人の作品を見て、その制作年とか分るんですか?」
H「いや、そんなことは分らないよ。2015年にしか人間は生きてないでしょ。
今2000年に生きてる人っていないでしょ?1960年に生きてる人もいないよ?」
K「当たり前、ですね。」
H「そう、でも、いろんなひ人の作品とか見るけど、その人は2015年の今に生きてるんだけど、作品は1990年のまんまみたいなのがあるんだよ。」
K「あ〜、何年も前にみたような、ってことですね。」
H「うん、その時代その時代に生きている人の気持ちの有り様とかって違うじゃない?」


K「そうなんすか?」
H「たとえば、東北の震災と津波、そして原発事故の以前と以後では、人のこころの有り様は大きく変わってるんだよ。」
K「僕にはあまり分らないですが、、」
H「それは若いから仕方ないけど、カイト君も日本の大きな時代のこころの潮流に
のみ込まれているんだよ。」
K「こころの潮流っすか?」
H「潮流っスよ。笑」

K「心の大きな流れ???」
H「日本人の今のこころの総和。」
K「みんな考えてることって、それぞれにバラバラって気がするっすけど、、」
H「それ、バラバラってのが潮流なの。」
K「今は無縁社会って、NHKで言ってました。」
H「それが当ってるかどうかは分らないけど、SNSとかで繋がってるけど、
リアルではどんどん人間関係が弱く、なってるって思わない?」
K「ラインとかめんどくさいって思う時もあるんですけど、便利です。」
H「実際に人に会って。お・も・て・な・し・したり」
K「それ、もう、恥ずかしいです。」
H「気を使ったりするのって、エネルギーがいるじゃん、
そうゆうことを面倒くさがって、人と出来るだけ、深く関わらないようになってるでしょ?」

K「、、きぃー使います。先輩とかと何喋って良いか分んないし。」
H「それも含めて、2015年。」


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カイトの母 ヴェニェーラ




K「ところで山本修さんとの、お話ですが、、」
H「そうそう、やっと戻してくれた。」
K「浜さんは山本修さんの作品が時々分らなくなるって、いいはりました。」
H「うん、そうなんだよ。時々、迷ってるんじゃないか?って疑ってるの。」
K「浜さんらのお年でも作品迷ったりするんっすか」
H「それは、するよ。さっきも言ったように、感覚的な世界のことだから、
いいの悪いのか?って。だから、自分のしていることを明文化することが大切だと思うん。
だから、昨日は修ちゃんが『今作品で目指していることと、ワン・フレーズで言えるようにして!』って宿題をだしたんだ。」
K「そんな、えらそうなこと言ったんですか?」
H「言うよ。僕にだって、偉そうに言うんだもん。
前なんか、一緒の作品展で、『こんな作品ようもってきたなぁ』って言われたんよ。
『どっかに隠して欲しい』とまで言われたんやから。」

K「リベンジですか?」
H「いやいや、思ったことを言っただけ。修ちゃんも僕の作品に本当にそう思ったんやなぁって、別に腹はたたないよ。」
K「、、、」
H「修ちゃんには分らんのやって、思ったけど、、、けれど、
本当にワン・フレーズで明文化して欲しいって思たので、『今年中にして』って期限付きで。」


K「先生みたい、、」
H「じゃないけど、、」


K「あ、結構時間たっちゃいました。」
H「本当だ、」
K「そろそろ制作ですか?」
H「そうだね、少しアルコールも抜けてきたし、、昨日はこの一年
最もお世話になった修ちゃんと飲めてよかった。山口の三田尻まで連れてってもらったし、
お礼の飲み会でもあったなあ。
そうそう、昨日は57歳最後の一日、新しい作品の映像もしっかり頭に像を結んだし、
かなりいい一日だったんんだよ。」
K「浜さん、今日お誕生日だったんですか。おめでとうございます。」
H「どうも、ありがとう、けど、実際はあんまし嬉しい気分でもないんだけどね、
また歳喰ったって、、」

K「そうですか?いいことじゃないですか、この世に生まれでてきた日なんですから、
誕生日ってその人にとって、それ以上の日ってないじゃないですか?」
H「確かにね、、」

K「浜さんはなんか、お誕生日に、思うことってあるんですか?」
H「う〜、ちょっと年相応の作品を作らないといけないなぁ〜て、それだけ。」

K「歳相応って、さっき言ってたことと違うじゃないですか、リアルに時代を写すみたいにいってませんでした?」
H「歳相応のリアルな表現ってこと。、、」


K「はは、2つ矛盾した言葉を繋げるのが好きですね〜」
H「好きとかではなくって、そうゆう質ってこと。」


K「今日はありがとう、ございました。また、遊びに来ます。」
H「どうぞ、どうぞ、、お疲れ〜〜〜。」


浜本アトリエの書斎にて/2015年2月26日


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コラージュ71
北極カイトの戸籍謄本 左ページの中上の人物がカイトの父であるかどうかは不明で現在調査中。
by hamaremix | 2015-02-26 14:47 | ライフ | Comments(4)
Commented by 亜鶴 at 2015-02-26 16:59 x
勉強になります…
あ、お誕生日おめでとうございます!
Commented by hamaremix at 2015-02-26 18:50
亜鶴、ありがとうさん。もう、こんな風になってきて、一人遊びに飽きないように自分で刺激作ってるって感じ、、楽しいからまた、カイトくんに来てもらうよ。割と考えてることが言いやすくなる感じ。
Commented by IZUMI at 2015-02-27 06:07 x
先生おめでとうございます!
バレンタインデーとホワイトデーの間の、愛に包まれた御誕生日です!
インタビュー良かったです〜
Commented by hamaremix at 2015-02-27 13:43
IZUMIくん、上手いこと言ってくれるなぁ、そんな風に考えたことなかったよ。もらった分自分から愛を放てるようにしないとね。倍返しで!!!!