現代アートとは
現代アートとは
一言でいうと
「その時代が生み出すそれまでにない新しい表現」
ということになるでしょうか。
その時代というのは、現在は2014年ということになります。
「では10年前の2004年に生み出されたものは現代アートではないのか?」
難しい質問です。
でも、展覧会を企画して行われるときは
冠に「現代アート」がつくことでしょう。
ではでは、1964年にそれまでにない新しい表現がなされた作品は
現代アートですか?
それも現代アートと呼ばれることが多いです。
変な言い方ですが、
「現代美術(アート)の古典」とかって言われますね。
例えば有名なアンディ・ウォホールの一連のプリントの作品などは
それ以前の時代には無かった、全く新しい表現の作品で
60年代のアート&カルチャーを代表する表現として見ることができます。
では、100年戻って、
1914年の作品はどうか、それは違うでしょう。
1914年は近代だからです。
でも、今に繋がる表現は、フランスやロシアでその萌芽はあります。
ピカソらのキュビスムやロシアの構成主義は
現代アートの祖先と言ってもいいのではないでしょうか。
では、現代アートというのはいつ頃のものからを指して言うのでしょうか?
その線引きにあまり意味はありませんし、
人によってもいろいろと言われるでしょう。
でも大体「現代」という言葉を意識した時に
思う時代ではないでしょうか?
はは、答えを逃げた訳ではありません。
でも、その時代その時代で
新しい表現を試みてきた人間がいて、
何やら、わけは分らないが、心ひかれる表現をした。
そんなアートの系列が「現代アート」と呼ばれるものです。
今、兵庫県立美術館で
フランスのポンピドゥ・センター・コレクションとして
「フルーツ・オブ・パッション」展(3/23)で
欧米の現代アートの作家19人の大作が一挙25点を見ることができます。
フランスの現代アートのコレクションと発信の拠点
ポンピドゥ・センターのコレクションです。
「現代アート」と「現代アートの古典」楽しめます。
ポンピドゥ・センター/パリ
by hamaremix
| 2014-02-22 08:55
| アート
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