澪とめ以子
寒くなりました。
この朝、豊中の最低気温は3度にまで下がって、
近辺のなかでもとても低いみたいです。
また、アトリエはとっても冷えるんですよ〜〜。
みそ汁に豆腐を厚く切ったのを入れて
お腹を温めました。
小説「みをつくし料理帳」も5巻まできました。
江戸時代、上方から江戸に渡った料理人 澪 のお話
「みおつくし」というのは「澪標」で
大阪市の市標になってますが、あれは水の都大坂の港を
行き交う舟の標識のことであるのはよく知られていますが、
小説では「身を尽くす」にもかけてあります。
「身を尽くしての料理」という風に。
そして朝ドラ「ごちそうさん」は
東京から大坂に嫁いだ食堂屋の娘 め以子(杏)が主人公。
今は料理より、家に居る女性3人の間の
いや〜な人間関係の話に重点が置かれています。
どちらも関西と関東の食文化の違いが
面白く画かれていて、
さすがの私も、食作りに興味を持ち始めました。笑
「人をつくるのは、口から入るものだけ。」(お芳/みをつくし)
当たり前のことですが、いいものを食べないとねと
思うようになります。
だいたい私は目と耳は鍛えてきましたが、
口は幼児のままみたく、幼いです。
先日も歯医者の歯磨き指導の時に
「浜本さんはとても口が小さいので、
奥歯の磨き方に注意して下さい。」と言われました。
少しは思ってましたが、
口が小さいんです。
また、お喋りが苦手で、うまく喋れません。
美味しいものは好きですが、
そうでないものも嫌いはないです。
どんなものを食べても不満はありません。笑
(美味しいものは多少はわかりますが。)
でも、これを機にこれからは少し口も鍛えていこうと思います。
ところで
「ごちそうさん」に出演している
近藤正臣さん、
いいですねぇ。
「龍馬伝」での土佐藩主山内容堂役で
素晴らしい殿様を演じてらしたが、
今回の役柄もいい味がでていて、
彼が登場すると、
年老いた男の上品な色気で華やぎ、
またドラマに軽やかな深みも生まれるのを感じます。
このことばに出逢ってから、いつも美味しくて栄養満点の料理をつくってくれる母にまた改めて心から感謝するようになりました。
(澪標、身を尽くす、も、素敵な意味ですよね☆)
人に何かを与える(食べてもらう、買ってもらう、見てもらう)という仕事は相手のことを考えると、ほどほどの態度ではだめ
なんでしょうね。キリッ