世界の縮図
世界62カ国の今と昔の貯金箱を約13.000個収蔵。
その質と量とも世界で最大級かつユニークな博物館です。
ここに約20回は通って、
様々な色とかたちの貯金箱のデザインを楽しませて頂きました。
収蔵は13.000個ですが、展示出来る数は約2.000個だそうです。
毎日、少しずつ入れ換えを行い、
見に来られるお客さんに丁寧に収蔵品の紹介と説明をしていらっしゃるのが
館長の石山さんです。
個展最後の日に、一緒に写真を撮って頂きました。
今日はここで見たものの中で
私のお気に入り貯金箱ベスト10を発表します。笑
では、
第10位
「いただきバンク」です。
流し目で辺りを見回し、落ちているコインを
足で裾に押し入れるという動きをするおばちゃん貯金箱。
実際に動かしてもらって、爆笑でした。
(動画でないのが残念)
第9位
「福禄寿」中国(いや仙人かもしれません)
コインを入れてなくても中で勝手にコインが増えていそうな気になる位
福々しい出来の「福禄寿」です。
まさに昔の中国のイメージ。
第8位
「ミスター・ジャイアンツ(長嶋茂雄)」
尼信は阪神タイガース預金も作っていることで有名ですが、
宿敵巨人のヒーローも讃え、展示されています。笑
若かりしころの長嶋茂雄は元気の塊みたいな人でしたが、
それを少し可愛らしくしてあるこのかたちと似顔が良かったです。
しかし、縦縞。笑
第7位
「ブラジルの地球儀」
人間や動物の貯金箱に多く惹かれましたが、
そうではない幾何学的なかたちのものでは
これが一番ぐっときました。
綺麗な緑と黄金色の透明感のある色彩がカッコイイと思いました。
第6位
「イタリアの豚」
ヨーロッパでは貯金箱といえば「豚」だそうです。
(私のピンクの豚のを持ってて、同じものが展示にありました。)
博物館にもかなりの数の豚貯金箱が展示されています。
そんななかで、時に私の気をひいたのがこいつです。
くどい柄にも関わらず、笑えました。
第5位
「カエルクン」どこのものかは分りません。
けったいなキャラの貯金箱もたくさんありますが、
こいつのけったいさといったらたまりません。
何かのキャラなのでしょうかね。
第4位
「招き猫」
博物館には日本の懐かしいキャラの貯金箱コーナーがあって
招き猫、福助、七福神などの
おめでたいものが奥の間にたくさん鎮座されてます。
そんななかで、フレンドリーというか
ちょい行儀の悪い招き猫です。
招き猫は左手で招くものと右手で招くものがあるのですが、
その違い、
石山さんに教えて頂いたのですが、忘れました。汗
左手で招くのは昔は遊女だったって言ってはったけど、、、
それがどんな意味だったか、、、
ではではいよいよベストスリー。
第3位
「イングランドの獅子」
赤いクラウンのライオン。
箱形、これも緑と黄金色。(私はこの配色が好きなのかなぁ?)
ライオンの描写が好きです。
貯金箱でなくってもオブジェでも充分持っていたいと思わされました。
そして
第2位
「ウサギハウス」マレーシア
これも置物で充分です。
絵本の1ページをかたちにしたような物語性と
今の日本人の可愛い感性にもピッタリ合うこの優しい配色。
都会的センスだけど、フォークロア。
ほのぼのできました。
そしてそして
栄光の第1位!!!
「アラスカ」アメリカ
なぜこれが一番か?
建造物とそこに立つ少女という組み合わせに
それは私の絵と共通するものを無意識に感じていたのだと思います。
(アラスカの民族的なものと文化)
けれどなによりも可愛らしいではありませんか。
ということで、超私的貯金箱ベスト10でした。
(実は欲しいもの10でした。)
ネーミングは私の印象で勝手につけたりしています。
博物館にあるものは、もっともっと
歴史的なものから、現在までの
あらゆる色と形と素材のものがあり、
言いすぎではなく「世界の縮図」的なものです。
その点では私の選択は
とっても偏っています。笑
その点を弁明しておきます。
漫画や絵本的に可愛いものが好きなんですよね。(自分でよくわかりました。)
写真は許可をもらって撮らせて頂きました。
尼信の世界の貯金箱のコレクションを
もっと知りたい方はホームページで見れます。
このアドレスにどうぞ。
http://www.amashin.co.jp/sekai/index_fr.html