茨木
現代美術ー茨木2011の発表の制作と準備で、私にとってはとてもハードな一週間でしたが、展示を無事に終え、今日は久しぶりにゆっくりとした時間を過ごすことができました。
会場のある茨木市周辺は私にとってはとても馴染み深い場所なので、今日は少しそのことを書きます。
私は大学受験でちょっと苦労して、3浪もしてしまいましたが、高校を卒業してからの三年間、ここ、茨木にある美術受験研究所、ミヤザキアトリエに通って、デッサン、色彩、立体構成を充分すぎるほど勉強しました。(笑)
当時週三日程、豊中の実家から一時間ほどかけて通いました。
それは私のなかの初のアンダーグランドな生活時代で暗く禁欲的生活の日々でしたが、私はここで、デッサンと立体に関する基本を学んだと思っています。
(色彩に関してはまだだめでしたね)
当時ミヤザキアトリエは受験塾で有名だったので、かなりの数の生徒が遠方から来ていました。
そのなか、ここで出会った友人知人は沢山いて、今も何らかの形で繋がっています。
現在は茨木アートラボAZURE主催の中澤照幸(TRIO EXHIBITIONのメンバー)
写真家の川俣満博、アーティスト今村源、友人沼田浩一。
そして当時アトリエの先生で大阪芸大の先輩でもある野村正則さんらです。
(また、昨日搬入のあと、中島一平さんと話をしたのですが、
中島さんも若い頃、ミヤザキアトリエで教えていたそうです。)
その繋がりで後にまた沢山の人と出会うことができました。
浪人したからこその出会いでした。
ミヤザキアトリエ時代から大阪芸大へ入り、ここでは無事ストレートに卒業できました。
そして卒業後数年して高槻市で中学教員をしていましたが、
市外転勤で茨木市の教員として、退職するまで茨木東中学校で2年間美術の先生として茨木に通うことになりました。
ミヤザキアトリエの3年を足して、茨木には5年も関わりがあったことになります。
茨木のアーティストでは
林宰久(クンスト)、藤田昌宏、児玉泰らと関係が深くなりました。
今回の現代美術ー茨木2011展はそんな関わりの深いなかでの発表となりました。
その他でも、忘れられない事象が茨木にはありますが、それはまたの機会に、、、